リーダーシップ

やさしいだけでは荒海は乗り切れない 〜成果の出ないリーダーの3つのパターン

下のメンバーからすると、やさしくて相談に乗ってくれるリーダーは嬉しいものです。 でも、自分がこの船の船長だったとしたら、船員にとって優しい船長でいられるでしょうか? リーダーとは、チームとして成果を上げることがミッションです。 そして、大きな…

理想の上司は本当に理想の上司なのか?

毎年、春になると、理想の上司ランキングなるものが発表されてニュースで流れてきます。 今年、2017年はこちらです。 www.oricon.co.jp さて、この理想の上司ランキングは本当に理想の上司なのでしょうか? 世のビジネスリーダーが、このランキングを参考に…

『伝える』ためには文章よりも図の方がいい

こちら↓の記事で、コミュニケーションは伝わらないと意味がない、ということを書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 伝わるための3つのポイントとして、 短く 分かりやすく 相手に合わせる の3つをあげました。 今回は、2点目の『分かりやすく』について…

コミュニケーションに必要な3つの『度』

仕事をする上でコミュニケーションはとても大切な要素です。 正しく伝える、正しく受け取る。これが失敗してしまうと仕事はうまくいきません。間違った成果を生み出してしまうこともあります。 また、組織が大きくなればなるほど、コミュニケーションの重要…

弱いチームの戦い方と強いチームの作り方

リーダーたるもの、自分のチームが強いほうが望ましいです。 ですが、必ずしもそのようなチームを担当できるとは限りません。特にトラブルヘルプとかに突っ込まれると、自立するのすら危ういくらいのチームを持たされたりします。 トラブルプロジェクトとか…

与えた期間/カネを食いつぶす『パーキンソンの法則』

ひとに期間とカネを与えてしまったら、それはすべて使い切られてしまう、と思っておいたほうがいいです。 特に、リーダーであれば、自分のチームメンバーに無用に時間とカネを渡してはいけません。 3人に同じ仕事を、 Aさんに3日でやってくれ Bさんに5日で…

仕事が期限ギリギリに終わる理由 〜学生症候群

多くの仕事は期限ギリギリに完了します。 どんなに速く依頼したとしても期限ギリギリになることがほとんどです。 それはなぜでしょう? その理由は、学生症候群です。 夏休みの宿題をぎりぎりまでやらない、学生症候群です。 私自身もそうでしたが、多くの人…

リーダーは計画に戦略を込めるべし

システム開発の世界では、開発規模を見積り、見積りの結果を受けて計画を立てていきます。 開発規模を『人月』という単位で表します。100人月の仕事であれば、1人が100ヶ月掛けると100人月。 10人で10ヶ月でも100人月です。 そして、現場で…

報告のベクトル(方向)は下から上にするべき

組織が組閣されると報告という行為が必要になります。 報告には活動報告、進捗報告、状況報告、完了報告などがあります。 報告の方法としては、 報告書といったきちんとしたドキュメントでの報告や、メールや口頭での報告もあります。 さて、今回は、その「…

『判断』しても『決断』しなければ意味はない

『判断』とは、右がいいのか左がいいのか、状況やデータから「考える」ことです。 案が1〜5の5つあったら、それらのうちどれが最適かを考えることです。 一方、『決断』とは、「決める」ことです。 右と左で右の方がいいな、と『判断』した後に、右に行くと…

チーム状況に応じてリーダーシップスタイルを使い分けよう

リーダーシップにはいくつもスタイルがあります。 リーダーはチーム状況に応じて、そのリーダーシップスタイルを使い分ける必要があると思います。 今回は、『EQリーダーシップ』という本で書かれている6つのリーダーシップスタイルを例に話をしたいと思い…

座席配置はチームの成果を左右する

私は今、13チームをマネージしていますが、そのうち3つのチームが要重点フォローチームです。 その3つのチームをAチーム、Bチーム、Cチームとします。 そして、半年前の状況がA→B→Cの順番で悪かったとします。 この半年間、Aチームに最も私自身のパワーをか…

気の優しいリーダーが陥りやすい罠 〜 明確な指示が出せない

リーダーたるもの、自分の配下のメンバーに指示を出さなければいけません。 この指示というものが、とかく曖昧になりやすいのです。 リーダーの指示が曖昧なチームは、私の経験上、ほぼ例外なく弱いチームだと思っています。 指示が曖昧だと、チームの成果が…

仕事は『任せる』もの 『丸投げ』してはいけない

先日、とあるチームのリーダーに、 『〜〜の件どんな感じ?』 と聞いたところ、 『あぁ、それは〜〜さんに任せてるから把握してない』 と言われました。 ものすご〜く違和感を感じました。 その違和感の理由は、『任せてる』と『把握してない』の組み合わせ…

2日間の不在で溜まったのはメールだけで仕事は溜まってなかった ~リーダーの理想の姿

先週、社内のマネジメント系研修で2日間ほどプロジェクト現場を不在としてました。 3日ぶりに現場に戻ったところ、メールは600通くらいたまってましたけど、仕事はまったくたまってませんでした。 (ちなみに、メールはピーク時には1日500通くらいだったので…

コンフリクト(対立)はプロ意識から発生するもの

今週、2日間の社内のマネジメント系研修を受けているのですが、そのメニューの中で社内のいくつかの他部門の人の話を聞く機会がありました。例えば、Legalとかそういったところの人たちの話です。 普段、社内の他部門の人と接するときは、何かしらのビジネス…

【東洋経済オンライン 掲載記事】「何でも自分でやりたい病」を治す方法

今週の水曜日に東洋経済オンラインに記事を掲載したのですが、『いいね』が1900くらいついちゃっていたので、せっかくなのでブログでも紹介します。 toyokeizai.net 他にも多数記事を掲載しているので、よろしければご覧ください。 =TK%3E%E8%A8%98%E4%BA%8B…

過度なエスカレーションは自分を下げてしまう

エスカレーションとは、組織上『下位にいるものが上位者に対して対応を依頼する』ことです。 ビジネスの場では、何か対処できない問題が発生したら『早くエスカレーションをしろ』とか、 エスカレーションをせずに問題が発生したら、『なんでエスカレーショ…

自席の横に簡易ミーティングスペースがあると超便利!

私は自席のある机の島の近くに小さい丸卓と椅子を4つくらい置いています。 これ、超便利です。 [イメージ] 誰かが相談に来たときに、ちょっと時間がかかりそうとなったときはその丸卓に移動して話をしたり、何人かを呼ぶときもそこで話をします。 わざわざ会…

理想の上司は理想のリーダーなのか?

毎年、巷で『理想の上司』は誰だ、というアンケートがあります。 2016年の男性部門では松岡修造が1位になっていました。 www.oricon.co.jp さて、ここにランキングされている理想の上司。私たちはこれを目指すべきでしょうか? 『否』だと思っています。 こ…

リーダー必読の書と言われるマキアベリを読んでみた

リーダー必読の書と言われ『孫氏』とともに並ぶ、マキアベリの『君主論』を読みました。 ようやく読みました、というのが正しくて、これまでも何回か読もうと思ったことはありましたが、なかなかとっつきにくくて敬遠してました。 今回は、とある本をたまた…

デリゲーションでリーダーの仕事を減らしつつ、メンバーを育てる

今回はデリゲーションについてです。 デリゲーションとは、私の仕事環境では割りと使われる言葉で、日本語では「委任」とか「権限委譲」という意味です。 7つの習慣では、次のように書かれています。 このような目標達成には、二つしか方法はない。自分でや…

スキル評価のマトリクスからチームのスキル育成戦略を考える

チームメンバーのスキルとタスクを可視化して、タスクのアサインを検討するアプローチの記事を書きました。↓ vekitomo-0.hatenablog.jp 今回は、これから派生して、チームのスキル育成を考えるアプローチについて書いてみたいと思います。 まずは、前回につ…

なぜ人を育てると自分も成長するのか?

だーいぶ前の記事に、「人を育てると自分も成長する」というのを書いていたことを、ふと思い出しました。 vekitomo-0.hatenablog.jp なぜ、ふと思い出したかというと。今、仕事術セミナーの資料を作っていまして、いろいろ試行錯誤をしている中で思い出した…

スキルの可視化のステップ ~タスクのアサインも可視化する

vekitomo-0.hatenablog.jp ちょっと前に、タスクフォースの体制作りのアプローチについての記事↑を書きました。 そして、スキルの可視化はどうすればいいのか、と友達に聞かれたので、今回はメンバーのスキルの可視化について私がよくやっている方法を紹介し…

タスクフォースの体制作りのアプローチ

仕事をする中で、チームや組織内で大きな課題が発生し、その課題を解決するためのチームを組閣し、課題解決を図ることがあります。 タスクフォースと呼ばれることも多いです。 タスクフォースとは、ASCII.jpデジタル用語辞典では次のように定義されています…

成功体験が人を成長させる

今日、私の配下のあるチームが、あるタスクを完了させました。 本来であれば月曜日に完了させておくべきものではあったのですが、トラブルが多く、結局、ゴールデンウィークの3日間を費やして、ようやく完了まで持ってくることができました。 私は最初の2日…

仕事には必ず締め切り(期限/デッドライン)を設ける

「例の件、どうなった?」 「あぁ、あれはAさんにお願いしました。」 「いつまでにやってくれるの?」 「そうですね、期限は切っていないのでよく分かりません。」 意外にもよく聞かれる会話です。 仕事には必ず期限を切らなければいけません。 期限を切るこ…

『殿様』タイプのリーダーと『武将』タイプのリーダー

最近、いろいろなリーダーを見ていて、『殿様』タイプのリーダーと『武将』タイプのリーダーがいるなぁ、と思うようになりました。 『殿様』タイプのリーダーとは お城の天守閣に座っていて、下々の様子を見ている。 ときおり家来が報告に来る程度で、自分か…

大きな改善を求めるときは、あえて超高いハードルを設定してみる

前に、チームを強くするためにはハードルを下げてはいけない、という記事を書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 今日は、あえて高いハードルを課す、ということを紹介したいと思います。 先週のことでしたが、最近私が引き継いだ大連のあるチームの進捗状…

リーダーはチームメンバーのポジションを決める

5人のチームでも、30人のチームでも、100人のチームでもそれぞれのメンバーのポジションを決めるようにしましょう。 ポジションとは??? 野球だと、4番サードもいれば8番ライトもいます。ピッチャーもいればキャッチャーもいる。 もちろん、それぞれのメン…

「やってもらう」と「やらせる」 どちらも使い分けよう

リーダーとなれば、自分のチームのメンバーに仕事をやってもらわない限りはチームの成果はでません。 そして、メンバーに仕事をやってもらうのには2つの方法があります。 やってもらう やらせる です。 状況によってどちらも使い分けられるようにしておきま…

コミュニケーションのチャネル数n(n-1)/2の公式をメールの数でアセスしてみる

久しぶりの更新です。 今週から、さらに2チームを引き継ぐこととなって、チームが12チームとなりました。 日本と中国・大連を合わせて、人の数にして300人。 引き継いだ1週目だったので、いろいろとごたごたしており、月並みな言い方をすると忙しい一週間…

チームを引き継ぐときのフレームワーク

最近、チームを引き継ぐことが多かったので、そのときのフレームワークを紹介します。 業界・仕事によって違うと思いますが、ここでは私の本業であるシステム開発です。 まずは整理するフレームワークを決める 闇雲に引き継いではいけません。最初にフレーム…

リーダーの忙しさはコミュニケーション数に比例する

「忙しい」という言葉は嫌いですが、一般的に通りがいいのでここでは使います。 3週間くらい前までは、自分のチームには7チームあって、日本で90人くらい、中国・大連で20人くらいでした。 それが9チーム、10チームと増えることになりました。人の数にして、…

チーム・マネジメントには意志と戦略が必要

私は、チームを途中から引き継ぐことが多いです。最初から立ち上げるのではなく、プロジェクトの途中から引き継ぎます。 簡単に言うと『火消し』です。 うまくいっていないチームを引き継いで、立て直し目処が立ったところで、また違うチームやプロジェクト…

ダメなミーティングになってしまう3のパターン

以前の記事で、いいミーティングをするための6つのポイントを書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 今回は、イマイチ成果につながらないダメな会議を引き起こす3つのパターンについて書きます。 ミーティングの目的・ゴールが共有されていない かなりの頻…

リーダーはマクロ・マネジメントとマイクロ・マネジメントのどちらも使おう

大きなレベルでチームをリード・管理することを『マクロ・マネジメント』、細かいレベルまで突っ込んでリード・管理することを『マイクロ・マネジメント』と呼びます。 リーダーは、どちらのパターンも使わないといけません。 まず基本はマクロ・マネジメン…

席替えはチームの成否を左右する重要な要素

私はリーダーとして、席替えはとても重要なことだと考えています。 どのチームをどこに配置するか、自分の周りに誰を配置するか、戦国時代の戦でいうと陣形を決めるものだと思います。 サッカーでいうとフォーメーションとポジションを決めることです。 これ…

リーダーはメンバーにチームの夢と目的を語ろう

「3人のレンガ職人」という有名な話があります。 自己啓発関連で本やネットを読んでいると、よく出てくるネタです。 ある旅人が小さな町の広場で同じ作業をしている3人のレンガ職人に出会います。 旅人が1人目のレンガ職人に 「あなたは何をしているのです…

『孫子』が説くリーダーの五つの条件

久しぶりに『孫子の兵法』の本を読み返しています。『孫子の兵法』に関する本はたくさん出ていますが、私が読んでいる本はこちらです。 孫子の兵法がわかる本―“生きる知恵”の最高のバイブル (知的生きかた文庫)作者: 守屋洋出版社/メーカー: 三笠書房発売日:…

管理者とは何をする人なのか?

何かの組織・チームのトップに位置する人を、 - リーダー - 管理者 - マネージャー などと呼んだりします。 リーダーシップとマネジメントの違いは、以前の記事で書きましたが、今回は管理者について書いてみます。 vekitomo-0.hatenablog.jp 管理者と呼ばれ…

人を育てると自分も成長する

『人を育てると自分も成長する』とは、よく言われることですが、やってみると、やはり本当にそう思いますね。 今、自分のプロジェクトにOJTメンバーが二人来ているので、そのふたりに他の若手メンバーも加えて、スキル育成プログラムを立ち上げようとしてい…

チームの成果がでないリーダーの3つのパターン

toyokeizai.net ちょっと前に、東洋経済にチームの仕事を早くする方法を書きました。 3つほど書きましたが、まあ、チームの仕事を速くするにはこれだけではなく、他にも多くの方法がありますので、追々、書いていきます。 今日は、この逆のパターン。チーム…

リーダーの究極の姿は暇であること

リーダーは忙しいもの、と思っている人もいます。 ですが、私が目指すリーダーの究極の姿は暇であること、です。 リーダーが暇である、ということはどういう状況なのでしょうか。 メンバーが自立して、自分で仕事をする、ということです。 逆に、リーダーが…

リーダーが決めないとチームは動かない

リーダーは決めるのが仕事です。 即断即決する 「あの人は全然決めてくれないよね」とリーダーを揶揄する声を聞いたことがあると思います。自らがそういうチームにいて苦労をした人も多いことでしょう。 残念なことに、世の中には物事を決めないリーダーが数…

リーダーにおすすめの本 ~アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方

今日は、『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』という本を紹介します。 ガラにもなくかなり心打たれた、リーダー向けの本です。 タイトルからして、ビジネスに役立つかどうかよく分かりませんでしたが、Amazonの書評を見るとかなりの高評価だっ…

強いチームを作るためにはハードルを下げてはいけない

先日、東洋経済オンラインに寄稿した記事の中で、 部下のモンキーは背負ってはいけない と書きました。 toyokeizai.net その記事の中で、 私はメンバーが 「どうしたらいいですか」 と聞いてきたときには、必ず 「どうしたらいいと思う?」 とおうむ返しで返…

リーダーは「いま忙しいから後にして」といってはいけない

チームとして成果を出すことがリーダーの仕事です。 そのためには、チームを動かさなければいけません。 メンバーがリーダーのところに相談に来たときに、 『いま忙しいから後にして』 という言葉をときどき耳にします。 それは、リーダーとして仕事の優先度…

リーダーとして心揺さぶられたおすすめの本

ザ・ボディショップ、スターバックスでCEOを務めた岩田 松雄さんの「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」です。 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方作者: 岩田松雄出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2012/10/09メ…