2017-01-01から1年間の記事一覧

2軸思考 〜2冊目の出版のお知らせ

構想着手から1年超、「2軸思考」の出版のお知らせです。 複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考作者: 木部智之出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 12/1あたりに書店の店頭に並ぶ予定です。 今回の…

ゲラチェック中・・・

こちらのブログ、かなりの期間滞っています・・・。 自分の本業の責任範囲が増えたことと、2冊目の本の仕上げの時期が重なったことで、他のことになかなか時間を割けなかったためです。。。 と、言い訳をしてみる。。 さて、2冊目の書籍、現在ゲラチェック…

リーダーの理想は暇になること。そして、暇になったら忙しくなる。を体現してみた。

このブログ、本当に久しぶりの更新で、ほぼ1ヶ月ぶりの更新となります。 この間に何があったかというと、 これまで13チーム、300人を担当していたのが、20チーム、500人に増えたのです。 リーダーの理想は暇であること、が私の理想のリーダー像です。 そのた…

若手リーダーに向けた仕事の心得

6月中旬から7月末にかけて、あるチームの状況が芳しくなかったので、直接、マイクロマネージメントをしていました。 その期間、そのチームのリーダーの育成もしていました。こうした方がいい、こうすべきだ、こうしてはダメだ、など多岐に渡ることを伝授して…

あなたのチームがジャングルで迷ったらどうするか? ~リーダーシップとマネジメントの違い

想像してみて下さい。 あなたは10人のチームのリーダーです。 あなたのチームは、ジャングルの中で道に迷ってしまいました。 ぱっと見回してもうっそうと覆い茂る木々や草ばかりでどっちへ進んでいいのか分かりません。少し歩きまわっても状況はまったく変…

休みを取るのもプロの仕事のうち

今週、まさにお盆の時期に入っていて、通勤電車の人も少なく快適な通勤時間を遅れています。 なお、私は、8月の前半に夏休みを取ったので、リフレッシュして快適な通勤をしています。 さて、その休みですが、 「忙しくて夏休みが取れないよ」 と、自慢気に語…

キャリアコンパスに記事が掲載されました 〜手書き推奨記事

キャリアコンパスに記事が掲載されました。 デジタル全盛の時代に、手書きアナログ派な記事です。 個人的にはかなり手書き推奨派なのですが、なぜか珍しがられて取材を受けたりします。 記事のリンクを貼りましたので、ご興味あればご覧下さい。 doda.jp

仕事を速くするのに役に立ったビジネス書5冊!

私自身が仕事を速くする本を書きましたが、その私が自分の仕事を速くするのに役に立ったビジネス書を紹介します。 仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?posted with ヨメレバ木部 智之 KADOKAWA 2016-05-19 Amazonで購入Kindleで購入楽天ブ…

仕事を速くする前に、まずは確実にこなせるようになろう

仕事が速いに越したことはありませんが、闇雲に速さだけを求めてはいけません。 まずは、ひとつひとつの仕事を確実にこなせるようになりましょう。 速さはそのあとで突き詰めるべきです。 車の運転が確実にできるようにならないとF1を運転することはできませ…

何のために多くを犠牲にしているのだろうか?

今のプロジェクトのゴールがなんとなく見えてきたので、先週あたりにチームのモチベーション向上のプレゼンを行いました。サービスインに向けて、最後の一息頑張ろう!と。 その中で次のような話をしました。 何のために多くを犠牲にしているのか? 私のプロ…

強いチームを作るには「育成」が必ず必要

ここ最近、『育成』ということに力をいれています。 仕事が落ち着きつつあり余裕がでてきたこともあり、また、プロジェクトの次の局面に向けての準備をしないといけないこともあり、配下のチームのリーダーやリーダー候補を育成しています。 より自立した、…

仕事のアウトプットは次の仕事のインプットである 〜先のことを考えて仕事をしよう

仕事をするとは何かをアウトプットすることです。そして、それには必ずインプットがあります。 システム開発の世界では「IPO」という言葉があります。 Input → Process → Outputの3つの頭文字を取ったものです。 仕事も同じです。Inputとなるものがあり、仕…

ビジネススキルを伸ばすにはビジネス書は何度も読むべし!

ここ最近、昔読んだビジネス書を読み返しています。 私は本は捨てずに取っておいて、何度も読むスタイルです。東洋経済オンラインのこちらに書いてますので、ご覧ください。 toyokeizai.net で、今回、まとめて読み返していて、改めて、読み直すことはいいな…

やさしいだけでは荒海は乗り切れない 〜成果の出ないリーダーの3つのパターン

下のメンバーからすると、やさしくて相談に乗ってくれるリーダーは嬉しいものです。 でも、自分がこの船の船長だったとしたら、船員にとって優しい船長でいられるでしょうか? リーダーとは、チームとして成果を上げることがミッションです。 そして、大きな…

理想の上司は本当に理想の上司なのか?

毎年、春になると、理想の上司ランキングなるものが発表されてニュースで流れてきます。 今年、2017年はこちらです。 www.oricon.co.jp さて、この理想の上司ランキングは本当に理想の上司なのでしょうか? 世のビジネスリーダーが、このランキングを参考に…

『伝える』ためには文章よりも図の方がいい

こちら↓の記事で、コミュニケーションは伝わらないと意味がない、ということを書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 伝わるための3つのポイントとして、 短く 分かりやすく 相手に合わせる の3つをあげました。 今回は、2点目の『分かりやすく』について…

コミュニケーションは伝わらないと意味がない 〜伝わるための3つのポイント

コミュニケーションは伝わらないと意味がありません。 なぜ、何のためにコミュニケーションが発生するのかというと、相手に何かをしてもらいたいからです。 資料を作ってもらいたい 調査をしてもらいたい 報告を理解してもらいたい 3つの案を判断してもらい…

コミュニケーションミスで失うもの 〜品質と時間

前のエントリーで、コミュニケーションでは『鮮度』と『濃度』と『精度』が大切です、ということを書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 今回は、その『精度』について書きます。 当たり前ですが、コミュニケーションでは、情報を正しく伝えることが大切で…

コミュニケーションに必要な3つの『度』

仕事をする上でコミュニケーションはとても大切な要素です。 正しく伝える、正しく受け取る。これが失敗してしまうと仕事はうまくいきません。間違った成果を生み出してしまうこともあります。 また、組織が大きくなればなるほど、コミュニケーションの重要…

弱いチームの戦い方と強いチームの作り方

リーダーたるもの、自分のチームが強いほうが望ましいです。 ですが、必ずしもそのようなチームを担当できるとは限りません。特にトラブルヘルプとかに突っ込まれると、自立するのすら危ういくらいのチームを持たされたりします。 トラブルプロジェクトとか…

仕事には『やりきる力』というスキルも必要

いくら頭脳明晰で、いくらリーダーシップがあっても、この『やりきる力』というものがなければ仕事で成果を出すことはできないと思っています。 やりきる力には2つあります。 ひとつは、難しいこと、難局を乗り越える力です。 難局になると、それを突破する…

与えた期間/カネを食いつぶす『パーキンソンの法則』

ひとに期間とカネを与えてしまったら、それはすべて使い切られてしまう、と思っておいたほうがいいです。 特に、リーダーであれば、自分のチームメンバーに無用に時間とカネを渡してはいけません。 3人に同じ仕事を、 Aさんに3日でやってくれ Bさんに5日で…

仕事が期限ギリギリに終わる理由 〜学生症候群

多くの仕事は期限ギリギリに完了します。 どんなに速く依頼したとしても期限ギリギリになることがほとんどです。 それはなぜでしょう? その理由は、学生症候群です。 夏休みの宿題をぎりぎりまでやらない、学生症候群です。 私自身もそうでしたが、多くの人…

リーダーは計画に戦略を込めるべし

システム開発の世界では、開発規模を見積り、見積りの結果を受けて計画を立てていきます。 開発規模を『人月』という単位で表します。100人月の仕事であれば、1人が100ヶ月掛けると100人月。 10人で10ヶ月でも100人月です。 そして、現場で…

難しい仕事でも、基本の延長である

システム開発をしている私の業種でいうと、超トラブルプロジェクトというのは、いわゆる難しい仕事です。 他にも難しい仕事はたくさんあると思います。 ちょっと勘違いされやすいのは、難しい仕事は何か特別なことをしているのでは、ということ。 ですが、ま…

仕事でチャレンジをするかしないか? どちら?

私はシステム開発という世界で、ほとんどのキャリを上のような船に乗ってきました。 よく、「大変だね」とか「かわいそうに」という声をかけられます。 みなさんは下のように、ふたつのオファーがきたらどちらの船に乗りますか? 私の経験上、左の優雅なヨッ…

時間の長いプレゼンの時間コントロール方法

先日、社内で75分のプレゼンを行いました。そのプレゼンで苦労したことのひとつがプレゼンの時間コントロールです。 これまで行ってきたプレゼンの中で最長です。セミナーなどで4−5時間ほど話をすることもありましたが、それは途中途中で休憩を入れたりし…

重いタスクの同時進行は3つが限界だった・・・

しばらくこのブログの更新も滞ってました。 というのも、いろいろと超重いタスクが3つ重なってしまってたからです。 自分の今の限界値がここだと分かったので、今後はもう少しいけるように精進したいと思います。 さて、重いタスクが何だったかというと、 …

複雑な仕事はマトリクスで分割して単純化しよう 〜複雑なまま取り掛かるからうまくいかない

複雑な仕事というのは単純化と分割ができていないということだと思います。 複雑なように見えますが、実は、整理ができていないだけ、ということばかりです。 ダ・ヴィンチは シンプルさは究極の洗練である といい、デカルトは、 難問は分割せよ と言いまし…

プロは納得感ない仕事もやり遂げるべし 〜むしろ納得できない、という芯があるくらいの方がいい

仕事は納得感を持ってやる方がいい、というのは言わずもがなだと思います。 気持ちよく仕事ができる方がいいに決まってますよね。 ですが、組織に属している以上、すべてのことに納得感を持って仕事ができるのでしょうか? 私はNoだと思っています。 まず、…