コミュニケーションは伝わらないと意味がない 〜伝わるための3つのポイント
コミュニケーションは伝わらないと意味がありません。
なぜ、何のためにコミュニケーションが発生するのかというと、相手に何かをしてもらいたいからです。
- 資料を作ってもらいたい
- 調査をしてもらいたい
- 報告を理解してもらいたい
- 3つの案を判断してもらいたい
- 作業を実施してもらいたい
など、相手に何かを期待し、そのためにコミュニケーションをします。相手に何も期待することがなければ仕事上のコミュニケーションは発生しません。
つまり、コミュニケーションとは、 発信側が期待することが得られるか、得られないか、ということが成果となります。
よく職場で、
- メールしたのにやってくれてない
- 説明会を実施したのに理解していない
- 指示したのに全然違うものが出てきた
といった類の愚痴を聞くことがあると思います。
これはコミュニケーションミスを相手の責任に転嫁しているのです。
よくよく聞くと、とても読み切れないような長文メールだったり、誰が聞いてもわからないような説明会だったりすることが往々にしてあります。
もちろん受け手が悪いこともあります。ですが、そのことで不利益を被るのはコミュニケーションの発信者です。 それも含めて、発信者がコミュニケーションの責任を追う負うべきだと思います。
では、伝わることがコミュニケーションの成果だとしたら、どうすれば伝わるのでしょうか?
伝わる(伝える)ための3つのポイントは、
- 短く
- 分かりやすく
- 相手に合わせる
です。
メールでも会話でも、長いものは伝わりにくくなります。 そして、相手が理解できる言葉で分かりやすくコミュニケーションをしましょう。 相手が理解できる言葉とは、自分の仕事の専門用語などを使わずに、相手の知識レベルに合わせる、などという意味です。
相手に伝わらないコミュニケーションには意味はありません。
コミュニケーションは発信側の責任であるということを意識すれば、それに応じた発信のしかたになるでしょう。