仕事がデキる人たちがやっていること vol.3
私がこれまで見てきた「仕事がデキる人たち」。
ふと、
- その人たちがどのような仕事振りをしていたか
- どのような考え方をしていたのか
- どのような振る舞いをしていたのか
ということをまとめて見ようと思いました。
仕事がデキる人たちがやっていることシリーズ的に少しづつ書いていってみようと思います。 少しづつ書いていきますが、こちらのカテゴリでまとめておきますので、他の記事もよろしければご覧ください。
何人もの仕事のデキる人たちを思い出しながらネタ出しをしていますが、 必ずしもその人たちの全員がやっているこではありません。人によってはやっていたり、やっていなかったりするものもあります。
ですが、ネタだしをしたものは、その人たちを思い出したときに強くイメージとして際立っていたものばかりです。
みなさんの参考になるものが少しでもあれば、と思います。
1.感情はコントロールするものと思っている
怒りっぽい、優しいなど、生まれ持った気持ちの特徴はそれぞれにありますが、 デキる人は仕事をする際の感情はコントロールするものだと思っています。
怒りっぽい人でも、努力してデキるだけ感情的にならないようにしたり、あまりオープンにならない人が努力してオープンになろうとしていたりします。
仕事は人との接点が多いものです。デキる人は、多くの人といい仕事をするために感情を自分でコントロールする努力をしています。
2.時間には遅れない
これに関しては多くを語る必要はありませんね。
デキる人は時間には遅れないです。
3.とにかく本を読む
学ばないと成長はないでしょう。偉い人たちに、本を読む時間がどこにあるんだろう、と思ってしまいますが、 何かしら時間を捻出したり、工夫をしたりしてインプットを絶やしません。
逆に学ばない人には成長はありません。
本を読んでいない、と思ったら、電車の中でスマホをいじっている時間を本を読む時間にしてみましょう。
そして、周りを見てみてください。ほとんどの人がスマホでゲーム、SNS、ネットサーフィンをしています。 その中で本を読んでいるだけで、Top10%に入れる条件を得ていると思います。
4.できる人の真似をする
デキる人はデキる人の真似をしています。仕事は盗んで覚えるものです。
この人のここがすごいな、と思ったらスポンジのように学ぶ姿勢を持っています。
真似して、学び続けるからどんどん成長していきます。
5.少なくとも2つ上の立場で考える
若い時であったら、課長や部長のつもりで考えてみる。人によっては、役員や社長になったつもりで考えてたりします。
考えた結果、その内容があってるかどうかは問題ではありません。当然ながら、知っている情報やスキルが違うので、同じ結論にたどり着くことの方が少ないと思います。
大切なのは、そのギャップをしることです。
結論が違ったときに、情報量の違いなのか、スキルや経験の違いなのか、その振り返りをし続けて成長をしていきます。
また、そのような考え方をしていると、いざ自分がその立場になったときに慌てることが少なくなります。
その準備をしておく、という意味でも大切な習慣となるでしょう。
参考書籍
- 作者:齋藤 嘉則
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: 単行本
- 作者:大前 研一
- 発売日: 2005/09/30
- メディア: 単行本
- 作者:酒井穣
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
仕事がデキる人たちがやっていること vol.2
私がこれまで見てきた「仕事がデキる人たち」。
ふと、
- その人たちがどのような仕事振りをしていたか
- どのような考え方をしていたのか
- どのような振る舞いをしていたのか
ということをまとめて見ようと思いました。
仕事がデキる人たちがやっていることシリーズ的に少しづつ書いていってみようと思います。 少しづつ書いていきますが、こちらのカテゴリでまとめておきますので、他の記事もよろしければご覧ください。
何人もの仕事のデキる人たちを思い出しながらネタ出しをしていますが、 必ずしもその人たちの全員がやっているこではありません。人によってはやっていたり、やっていなかったりするものもあります。
ですが、ネタだしをしたものは、その人たちを思い出したときに強くイメージとして際立っていたものばかりです。
みなさんの参考になるものが少しでもあれば、と思います。
1.忙しいとは言わない
上のポジションの人、偉い人たちは、普通に他の人よりも仕事が多く、忙しいはずですが、そのような人たちのほとんどは「忙しい」とは言わないです。
どんな状況でも、余裕かのような雰囲気で仕事をしています。
逆に、いつもいつも「忙しい」と言っている人は、周りから見るとそこが能力の限界に見えてしまいますし、そのような人にチャレンジングな仕事を渡したりはしないでしょう。
「忙しい」と言わないように気をつけてみると、それだけで自分の中の気持ちも変わります。
2.できませんとは言わない
なにか仕事を依頼されたときに、
- いま忙しいのでそれはできません
- その期限ではできません
と言ったりすると、依頼した方は、次から依頼しなかったり、依頼しづらくなったりします。
デキる人は、「できない」とは言わず、
- 優先度を変えればできますが、どうしましょうか
- その期限だと、ここまではできますが、期限を調整するか、仕上がりを調整するか、どちらにしましょうか
などと、満額回答はできないけど、なにか条件を変えればやれますよ、と前向きに回答します。
3.決して諦めない
ビジネスで成果を出すのは、最後まで諦めなかった人です。 1+1=2のように、絶対的な正解がない世界なので、少し選択肢や判断を間違ったとしても、最後までやりきることが大切です。
と、いうのは当たり前ですが、難易度があがったり、困難な状況になればなるほど、途中で投げ出したり、諦めたりする人もいます。
そこで差がついていくのでしょう。
4.自分なりのこだわりを持っている
資料の作り方、会議の進め方、時間の使い方、後進の育て方など、いろいろなものにその人なりのこだわりを持っています。
それが、その人を印象付けるようなものにもなっています。
「あの人ならこうするよね」とか、「この資料はあの人のだよね」みたいなことを感じた経験はあるでしょう。
デキる人、と思われている人は、周りの人の中に埋もれていないでしょう。こだわりが個性となってひと味違うそんざいとなっています。
5.必ず3-5-7にまとめる
マジックナンバー『3』とか、マジカルナンバー7±2とか言われるものがあります。
3という数字は、人間の心理的効果として印象に残りやすく、違和感を覚えない数字と言われたりしています。 2では少なく、4では多く、偶数よりも奇数の方がいいのです。
『3』で整理されたものに、
三権分立に、三すくみに、三角関係に、QCDに、三脚に、三次元に、三段論法に、三人寄れば文殊の知恵・・・
など、たくさんあります。
仕事ができる人は、3,5,7に絞ることがクセづいています。
- ポイントは3つです
- 原因をまとめると5つです
- 対策案は松竹梅の3つです
参考図書
- 作者:河野英太郎
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: Kindle版
- 作者:沖野愛
- 発売日: 2020/03/09
- メディア: Kindle版
- 作者:箱田忠昭
- 発売日: 2015/09/29
- メディア: Kindle版
仕事がデキる人たちがやっていること vol.1
私がこれまで見てきた「仕事がデキる人たち」。
ふと、
- その人たちがどのような仕事振りをしていたか
- どのような考え方をしていたのか
- どのような振る舞いをしていたのか
ということをまとめて見ようと思いました。
仕事がデキる人たちがやっていることシリーズ的に少しづつ書いていってみようと思います。 少しづつ書いていきますが、こちらのカテゴリでまとめておきますので、他の記事もよろしければご覧ください。
何人もの仕事のデキる人たちを思い出しながらネタ出しをしていますが、 必ずしもその人たちの全員がやっているこではありません。人によってはやっていたり、やっていなかったりするものもあります。
ですが、ネタだしをしたものは、その人たちを思い出したときに強くイメージとして際立っていたものばかりです。
みなさんの参考になるものが少しでもあれば、と思います。
1. 初動が速い
とにかく動き出しが速い、やると決めたらすぐに動き出す。動き出したら、仕事の半分は終わったもの、という人もいるくらい初動の速さは重要です。
例えば、仕事の会話をしていて、
「あの件って誰に聞けばいいんだっけ?」
「〇〇さんだと思います。」
といった瞬間に〇〇さんに電話をかけたりします。 あとで確認しておこう、としません。 たったこれくらいのことでさえ、これで時間的に、まわりとだいぶ差がついてしまいます。
ただ、気をつけなければいけないのは、単に闇雲に動き出してはいけません。 仕事がデキない人の特徴で、言われた瞬間に何も考えずにすぐに動き出してしまう、ということもありますので。
2.メールの返信が早い
メールを送るとすぐに返信がくる。忙しそうにしてるのになんでこんなに早いんだろうと思う人、周りにもいると思います。
仕事がデキる人たちはメールの返信が早い人が多いです。
おそらく、
- メールをためておくと、どんどん仕事が溜まってしまうから、すぐにさばいてしまいたい
- メールを返信してあげないと、相手の仕事が進まない
といったことを考えてるのだと思います。
また、24時間以内にメールを返信する、といったルールを自分に貸している人も多かったです。
3.期限に遅れない
資料作成、調査など決められた期限にはほぼ遅れないです。ほぼ、というのは人間なので遅れることもありますが、あったとしても愛嬌程度。
仕事で期限に遅れるとどんどん信頼度が下がっていってしまいます。
信頼を得るために、強く意識しています。
4.メールが分かりやすい
このメール分かりにくい、というメールを書く人はたいてい仕事がデキません。
逆に、デキる人のメールはわかりやすいです。シンプルで短く、何を伝えたいのかが明確になっています。
自分がメールを書く時間を短くする、相手が正しく読み取れるようにする、などといったことをずっと意識してきているからでしょう。
5.まっすぐ立つ
これ、以外かもしれませんが、デキる人たちは姿勢がいい人が多かったです。
おそらく自分の見られ方を意識しているのでしょう。自分の見られ方を意識できるほどの客観的に自分を見られるから、デキる人なのかもしれません。
姿勢が悪いと仕事がデキそうには見えないですよね、実際はデキるとしても。 見た目から仕事がデキそうな雰囲気を出しておいた方がいいでしょう。
私はこれに気づいてから、自分でも歩いてるときや立っているときの姿勢を気にするようになりました。
参考書籍
社会人1年目の教科書 「伸びる人」の習慣 「伸びない人」の習慣
- 作者:菅沼 勇基
- 発売日: 2019/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:大石哲之
- 発売日: 2014/07/31
- メディア: Kindle版
昔話で図解の練習をしてみよう ~要素分解して構造化する
私は、仕事上のコミュニケーションのときは、結構、図解しながらディスカッションをします。
議論の内容がこってりすればするほど、口頭でのディスカッションは噛み合わずに空中戦になってしまうことが多いものです。
図を使いながらのディスカッションでは、そのリスクをほぼ解消することができます。
図解のトレーニングはいろいろな場面でできますが、今回は昔話を使ったトレーニングを紹介します。
一例として、浦島太郎の図解を紹介します。
有名な話ですね。浦島太郎が亀を助けて、竜宮城に行き、戻ってきて玉手箱を開けたらおじいさんになってしまった、というお話ですね。
これをどのように図解するか、というアプローチを紹介します。浦島太郎の話がうる覚えの方は、ちょっとググっていただいて、あらすじを読んで読んでみてください。
要素分解する
まずは、要素分解します。
そうすると、
- 浦島太郎
- カメ
- いじめてる子どもたち
- お母さん
- 乙姫
- タイ
- ヒラメ
などといった登場人物を洗い出せます。また、
- 砂浜
- 海
- 竜宮城
といったものも出てきます。
構造化する
このように要素を抽出したあとは、それらを構造化して図にします。
今回私は、縦軸に、
- 海の上
- 海の中
として、横軸に、
- 時間の流れ
としました。
そして、それを図にしたものがこちらです。
登場人物を○で囲み、場所的要素を□で囲み、流れを→で表現しました。
いかがでしょう。
時間かからずにすぐにできるトレーニングです。
初めて読む物語だと時間がかかってしまうので、馴染みのある物語でトレーニングをするのをオススメします。
参考図書
[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術 (中経出版)
- 作者:永田 豊志
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: Kindle版
- 作者:吉澤 準特
- 発売日: 2018/06/23
- メディア: 単行本
- 作者:久恒 啓一
- 発売日: 2013/07/05
- メディア: Kindle版
デザインシンキングの誤解 ~「設計思考」と訳したほうがいいと思う
最近、Design Thinkingというものが以前よりも聞かれるようになりました。
ですが、実は、理解が間違って使われているケースが多いのです。
これは、日本語では、
- デザインシンキング
- デザイン思考
と使われることが多いです。
実は、これが多くの理解の誤りを生んでいるのではないかと思っています。
まず、実際のところ私はDesign Thinkingを実際の仕事では使ったことはありません。
数年前に、研修を受けたときに少し勉強しましたが、私の多くの仕事の場では使う場があまりなかったからです。 そのときのブログを参考にリンク貼ります。
最近の仕事の場で、「デザインシンキング」という言葉がちらほら出てきているのですが、それがどうも理解が間違っているのです。
私は、実際に使ったことがないので、私の理解が間違っているのかな、と不安になり、改めて最近の本を読んで見ましたが間違ってなかったので安心しました。
さて、どのような間違いかというと、
ディスカッション内容を図や絵にしてわかりやすくすることをデザイン・シンキングといったり、
ディスカッションの場でデザイナーに絵を書いてもらいながら進めることをデザイン・シンキングといったりしている
ことが多いのです。
前者は、単に「図解」であり、後者は「ビジュアルレコーディング」というアプローチなのです。
キレイな絵を書いたり、図を書くことがデザインだと思われているのです。
このような誤解を招くのは、日本語で「デザイン」というと「アート」を思い描くことが多いからだと思います。
英語でいうDesignは、「設計」と訳したほうがいいと思います。この場合は。
設計思考。
ユーザーがどのように使うか、どうしたら良いものができるか、という設計を中心に考えるというアプローチです。
- 共感
- 定義
- アイディア
- プロトタイプ
- テスト
という5つのステップが定義されています。 ですが、どのステップからとかいう決まりもなく、行きつ戻りつしながら進める、というようにガイドされています。
つまり、「良きに計らえ」と言っています。
このDesign Thinkingを使うのは、実は難しいのです。
ベースとなるビジネス基礎力がないと使えないのではないか、と思っています。
話がいろいろとそれましたが、
デザインシンキングという言葉を、まだあまり学ばずに使っているとしたら、一度学んでみてはいかがでしょう。
理解が間違っているかもしれません。
参考図書
- 作者:坂元勲
- 発売日: 2017/11/17
- メディア: Kindle版
デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕: イノベーションを導く新しい考え方
- 作者:ティム ブラウン
- 発売日: 2019/11/20
- メディア: 単行本
- 作者:佐宗邦威
- 発売日: 2015/07/22
- メディア: Kindle版
デキる人とデキない人の違い!
多くの経験を重ねて、いろいろな人を見てきた結果、デキる人とデキない人の違いのパターンがいくつかわかってきました。
必ずしも!というわけではありませんが、多くの場合で見られる傾向があります。
できない理由をいう!
何のタスクや仕事を振られたとき、成果が出なかったとき、そのときにできない理由を言う人がいます。
~~だからできない、そんなことはリスクが高くてできない、、、、
なとどいう傾向のある人はデキない部類の人に多いです。
デキる人は、チャレンジすることが多いです。
失敗を他責だけにする
誰しも、失敗はあります。チームで活動して、チームとしての失敗もあります。 いずれにせよ、そのときに失敗を他責だけにする人はそれなりに多いなぁ、と最近思います。
もちろん、他責はあると思います。でも、自責もあるでしょう。
その自責を振り返れないと次へのステップアップはないでしょう。
すぐに「がんばります!」という
「がんばります!」とすぐに言う人がいます。
個人的な経験からそのような人は、反射神経でがんばる!と言ってるだけの人が多かったです。
頑張ることは、実は、最低限必要なことで、アピールすることではないと思っています。
また、そういった場で「がんばる」という人は「がんばる」という意味を軽く捉えています。
がんばるということの覚悟が足りない人が多いなぁ、と思うこともよくあります。
とはいえ、日々の積み重ねが必要
いくつか例を出しましたが、自分自身も常にできているか、と言われるとそうではありません。
他責にしてしまうこともあります。デキない理由を言ってしまうこともあります。
そのようなときには、自分で気づき、自己反省をするようにしています。これがデキるかどうか、がポイントだと思います。
目指すところは完璧ですが、完璧はできないので、そこを自分でいかにキャッチアップするか、という工夫が差を生むのかな、と思います。
参考図書
- 作者:飯野謙次
- 発売日: 2017/02/03
- メディア: Kindle版
- 作者:正, 安田
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: 単行本
- 作者:佐藤 文男
- 発売日: 2012/04/26
- メディア: Kindle版
- 作者:中尾 ゆうすけ
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: Kindle版
カラーバス効果をスキルアップとキャリアアップにいかそう!
カラーバス効果というのをご存知でしょうか?
「人は自分が見たいものに意識を向けている」カラーバス効果を知ってビジネス活用しよう|ferret
このように言われています。
今日は赤を意識しよう、と言われたら目に入ってくるものの中で赤色のものが飛び込んで来ます。 逆に、白いものは無視してください、と言われても白いものが気になってしまうという心理状況です。
これは自分自身の経験からある程度は納得感あるのではないかと思います。
ここでは、このカラーバス効果をスキルアップ、キャリアアップに活かそう!という話です。
例えば、 この3ヶ月間はファシリテーションのスキルを伸ばそう!と自分自身で明確に決めれば、参加者として参加するミーティングでもそのときのファシリテーターの一挙手一投足が目と頭に入ってきます。
これが最短のスキルアップにつながります。
3年以内に課長になろう、部長になろう、という目標でもいいです。
そうすると、今の課長や部長の動き、発言などを気にするようになり、自分の中で疑似体験として糧になっていきます。
意識すれば自ずと入ってくるようになります。
ただし、ポイントがあります。
漠然と、「がんばりたい」というのは効果がありません。 具体的なスキルやポジションをイメージした方がいいです。そして、XX年以内、XXヶ月以内などと時間軸の目標も設定した方がいいです。
これは、私個人の経験からの提案です。
ちょっと試していただければと思います。
参考図書
- 作者:本田 直之
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:佐藤 文男
- 発売日: 2012/04/26
- メディア: Kindle版
- 作者:中尾 ゆうすけ
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: Kindle版
- 作者:村上 賀厚
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: Kindle版
- 作者:浜口 直太
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
スキルは一気には身につかない ~日々、コツコツと・・・
私は、スキルやテクニックを教えることがそこそこあります。
会社の中でもありますし、外の場でもあります。
そういったときに、よく出会う光景が、
- 「そんなこと知ってるよ」
- 「そんなのわかってるよ」
です。
教える立場からすると、せっかく教えたのに、と思うリアクションでちょっと凹みますが、 改めて思い直すと、
「そりゃそうだよな」
と思います。
ほとんどのことは難しいことは言ってません。
ですが、何が難しいのでしょうか。
「磨き続けること」
なのです。
すごく簡単な例をあげるとパソコンのショートカットやテクニックです。
「おぉー、すごい!」と言われるようなテクニックも教えますが、ほとんどは、「それ知ってる」というリアクションにつながります。
ですが、その人たちが日々の仕事でそれらを使っているかというと、No、なのです。
地道なことをずっと続けれるからこそ、差が生まれてくるのです。
野村監督がイチローを見て、
「天才が努力をすると手がつけられない」
といったそうです。
凡人はなおさら地道に努力をしないと伸びていかないと思っています。
オススメ図書
- 作者:アンダース エリクソン,ロバート プール
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
- 作者:稲盛 和夫
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2019/02/13
- メディア: 単行本
- 作者:吉田 行宏
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2018/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:篠原信
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
世界最高のリーダー育成機関で幹部候補だけに教えられている仕事の基本 (角川書店単行本)
- 作者:田口 力
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2015/03/01
- メディア: Kindle版
- 作者:小倉 広
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2014/08/12
- メディア: 単行本
「頭がいい」と「仕事ができる」と「出世する」はちがう
世の中に頭のいい人はたくさんいます。
頭がいい、というのはいろいろと見方がありますが、ここではざっくりと頭のいい人、としておきます。
その頭のいい人たちがあまねく仕事ができるか、というとそうではありません。 たとえば、受験戦争に勝っていい大学に入った人が仕事ができるとは限らない、ということです。 これは、例を出さなくてもおおよそみなさんの周りでもいることでしょう。
そして、頭の善し悪し関わらず、仕事ができる人が偉くなるかというと、これまた、そうとは限りません。
仕事で必要な頭の良さ
私が思う、仕事で必要な頭の良さとは、「自分で考える力」です。
答えがない状況の中で、いかに自分で考えて自分なりの答えを出すか、です。
その答えは○か☓かを一意に決められるものでもありません。
いくら記憶力が良くても、いくら暗算が得意であっても、言われた仕事しかできない人は仕事ができる部類には絶対に入れません。
自分で道をひらくために、どれだけ考えられるかが必要だと思います。
仕事ができても上に上がれない人と上がれる人
仕事ができる、というのも定義がいろいろと分かれそうです。
自分の担当の仕事をバリバリデキる人は「仕事ができる」と評価されることが多いです。
一方で、いわゆる「偉くなる」人は、それに加えて人と組織を動かすことができます。
担当者として優秀な人を、リーダーにした途端にパフォーマンスを出せなくなった、というケースをたくさん見てきました。
リーダーや責任者という仕事は、担当者とは別のスキルが必要になります。
責任持って判断して、チームや組織をリードする、いうことが必要になります。
また、一方で、運やタイミングといったことも必要になります。
例えば、上の人が、ポジションアップでいなくなったタイミングで自分が選ばれた、ということです。
タイミングが良かったなぁ、と言われがちですが、そういった人たちの多くは、「そのタイミング」が「いつ来てもいい」ように準備をしているのです。
人生を逆算して設計する
毎日毎日、その日その日の仕事を頑張ることは大切ですが、それよりもゴールを決めてそこから逆算してキャリア設計をすることの方が大切です。
毎日毎日の積み重ねの結果、ステップアップする人と、逆算からのマイルストーンを決めて、いわゆる目標設定をしている人の方がステップアップが早いです。そういう人たちは、同じようなレベルの仕事を何年もやっていると焦ってしまうのです。
自分ができるようになった仕事は次の人ができるようにしよう
自分ができるようになった仕事は、下の人間に渡してそいつができるようにしろ
と、昔、先輩に言われてことがあります。
自分ができる仕事をいつまでもやっていては次の仕事、上のレベルの仕事に取りかかれない、という意味でした。
それ以来、自分ができることは後進に伝授して、自分は次のステップにチャレンジするように心がけています。
参考図書
- 作者:村上 賀厚
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: 単行本
出世する伝え方 「選ばれる人」のコミュニケーションの極意 (きずな出版)
- 作者:伊藤 誠一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2018/06/08
- メディア: Kindle版
- 作者:中尾 ゆうすけ
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: Kindle版
- 作者:平康慶浩
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/01/31
- メディア: Kindle版
- 作者:高嶋 ちほ子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: Kindle版
- 作者:平康 慶浩
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2016/06/07
- メディア: Kindle版
- 作者:佐々木 常夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: Kindle版
- 作者:『THE21』編集部
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2019/09/26
- メディア: 単行本
苦労をしつつ、楽をしつつ、成長しよう~~
同期や、同世代の周りと比べて少しでも頭がでるような成長をするには、苦労が必要です。
人よりも多く学び、人よりも多く努力をしなければいけません。
昔、何かの本で読んだのですが、「TOP10に入るのは簡単だ」と。
何を言っているかというと、ほとんどのビジネスパーソンは勉強をしていません。 それは電車に乗るとわかると思います。ほとんどの人がスマホでゲームをしたり、SNSをしたりしています。10人に1人でも本を読んでいたり、英語を勉強していたり、何かをインプットしている人はいないのではないでしょうか?
そういった意味で、勉強をする努力をすればTOP10に入れるということです。
そして、一方で、しなくてもいい苦労はしなくてもいいと思います。
先輩や周りに人がやっている良いことは遠慮なく盗みましょう。仕事の世界ではいかに盗むか、ということが成長のスピードを左右します。
成長するためには努力は必要、でも盗んだりして不要な努力はせず、最短での成長を目指しましょう!
おすすめ図書
- 作者:吉田 行宏
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2018/04/13
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- 作者:シビル・チョウドリ
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- 発売日: 2013/01
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- 作者:荻阪哲雄
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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- 作者:石田淳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2017/05/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)