夏休みを2回に分けて取る (@200記事目)
今日もひときわ暑いです。
今週は山の日があり、夏休み取得期間になっているので通勤電車もちょっとゆとりが出てきました。
『夏休み』ですが、私のここ数年の主流は『小分けにして2回とる』です。
営業日としてはだいたい5営業日の休みをとるのですが、それを2回に分けます。
今年は、7/27 - 8/1と8/11 - 8/14です。
2回に分けて取る理由は、別の2箇所のところにいきたいから、です。
今年であれば、1回目はグアム、2回目は新潟です。
去年は、山口と新潟、その前の年は、沖縄と山口です。
ちなみに、山口は私の地元で、新潟は妻のおばあちゃんのところです。
夏休みをまとめて1回にすると、移動に疲れたりして、なかなか2ヶ所にいくことは難しいです。
ということで、2回に分けて取ることにしています。
昔は1回でまとめて取ってました。
子どもが生まれる前は、9月頃に1週間~10日間くらいの休みをとって海外に行ってました。
今では子どもがいるのでそんなことができないので、2回派になりました。
2回に分けて取ると、休みが待ち遠しくなる回数が2回になるので、それはそれでいい感じです。
ということで、明日から2回目の夏休みに入ります。
この記事で200記事目
ちょうどこの記事が200記事目となりました。 一発目の記事を2015年8月26日に投稿して、苦節 約1年です。
最初は連続更新せよ、との辞令に従いがんばっていたのですが、連続60日更新で断念。きつかった。。。
その後連続更新はやめたものの、数日おきには更新をしており、年末には100記事目に到達しました。桁が増えたことはちょっとした達成感でした。 このころからGoogleなどの検索サイトからの流入量が明らかに増えてきました。
それ以降、ちょっとペースは落ちましたが、なんとかこの記事を持って200記事目となりました。約1年です。
200という数字も1年というのもよく続いたな、というのが自己感想です。
更新頻度は上げられないと思いますが、今後も継続しようとは思っています。
運気が流れるままに任せようかと。。。
理想の上司は理想のリーダーなのか?
毎年、巷で『理想の上司』は誰だ、というアンケートがあります。
2016年の男性部門では松岡修造が1位になっていました。
さて、ここにランキングされている理想の上司。私たちはこれを目指すべきでしょうか?
『否』だと思っています。
このランキングは、あくまでも部下目線からの理想の上司であり、その理由も、
- 親しみやすそう
- 相談に乗ってくれそう
- 成長させてくれそう
などなど、このようものが並べられています。
リーダーとしての目標は何なのか?チームとして成果を出すことです。
たしかに、上記のようなことも必要ではありますが、それだけではチームの成果を出すことはできません。
ときには心を鬼に、ときには傍若無人に振る舞わなければいけないこともあります。
抱えるチームが大きくなればなるほど、配下メンバー全員の要求・要望を満たすことはできません。
では、どういうリーダーを目指せばいいのか?
自分の会社の中での少し上位のリーダー目線になってみてください。
会社として重宝するリーダーはどういうリーダーなのか?
下から目線ではなく、上からの目線で理想のリーダー像を探ってみましょう。
リーダーにおすすめの本
アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)
- 作者: マイケルアブラショフ,Michael Abrashoff,吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/05/22
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- 作者: 岩田松雄
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
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- 作者: 伊丹敬之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
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参考記事
資料作成の構想でA4の紙を半分にぶった切ったら意外とよかった
会社で内定者向けのスピーチをしてくれ、と頼まれたので、どんな感じのスピーチにしようかな、と考えてます。
いつものように、検討段階ではまずは紙に書いてあれこれと考えているのですが、今回は、A4の紙を半分に切って小さいサイズでやってみました。ちょっとしたトライアルです。
意外と良かったです。なかなか良かったです。
これまではA4サイズでやっていたのですが、
- A4では紙のサイズがでかいので、ペンを動かすスペースが大きくなる
- 構想段階ではA4サイズいっぱいに書ききることはあまりないので余白が多くて微妙な気分になる
ということがありますが、半分サイズだと、
- スペースが小さいのですいすい書ける
- エッセンスを書き出すに十分なスペースはある
- だけど、エッセンスが多くなってくるとスペースが足りなくなる、という弱点もあり
という感じでした。
実際の紙はこんな感じです。
背景の料理メニューは、ガストでやっていることのアピールです。別件の仕事もあり、いつもの土曜日夜のガスト仕事です。いつもお世話になってます。
今後、しばらくA4半分サイズでお試しを続けてみようと思います。
スマホ向けにブログデザインを変えてみた。
スマホのブログデザインがイケてない、読みにくいとのご指摘をいただいていたのですが、基本ガラケー派の私はまったく興味なく放置してました。
ですが、実はスマホのアクセスのほうが今や多いとのこと。
まあ、いまや当たり前なんでしょうね。
ということで、スマホデザインをこちら↓などを参考にシンプルにしました。
どうでしょう???どうなんでしょう???
ついでに、PCサイトもデザインをシンプルにして、雰囲気も少し変えました。
どうでしょう???どうなんでしょう???
まあ、しばらくこれでいってみようと思います。
グアムのおすすめホテル/レストラン/ビーチ
今日は仕事とは関係のない記事です。
仕事を絡めるなら、
『休むときは休む!』
ですかね。
今年の夏休みはグアムに行ってきました。
これまではあまりグアムには興味がなく、我が家では、
- 宮古島 > グアム
- ハワイ > グアム
- 宮古島 > ハワイ
という序列になっていたので、行ったことがありませんでした。
ですが、今年は一番下の子が1歳になったばかりで宮古島は厳しいかということで、グアムに行くことにしました。
結果からすると、グアム意外とよかった!でした。
小さい子供がいる、というのが前提ですが、子どもが小さいうちはグアムがいいかも、と思いました。
理由は、
- プール施設が充実している
- 海が遠浅で安心して海に入れる
- 子どもはどうせショッピングモールには興味がない
です。 子どもは海よりもプールばかりに入っていますし、ショッピングモールに行っても、すぐにホテルのプールで遊びたいと言い出します。 ハワイの方がショッピング環境はいいですが、子どもは興味なく、プール施設もグアムの方がいいです。
ということで、子どもが小さいうちはグアムが、コスト/タイム・パフォーマンスがいいという結論です。 ちなみに、うちの子は、8歳、5歳、1歳です。
さて、今回のグアム旅行の備忘ログとして、こちらに書いておきたいと思います。
一応、おすすめのものを書きます。ただし、グアム自体は初めてだったので他のグアムのものと比べてのおすすめではなく、これまでの海外旅行や沖縄・宮古島旅行と比べておすすめできるものを書いておきます。
ホテル
ONWARD Hotel
今回はオンワードホテルというところに泊まりました。
グアムの3大プールパークのひとつを所有しているホテルで、子どもにはとても楽しかったようです。
部屋もなかなか広くて、5人で泊まるには十分でした。
こちらのホテル、メインの棟とタワー棟というふたつがありますが、タワー棟に泊まりました。ちょっと値段は高いようなのですが、タワー棟には、専用のラウンジがあり、日中はドリンクフリーで、夕方と深夜はアルコールがフリーの時間帯があります。
アルコールフリーの時間帯は毎日お世話になりました。
また、ホテルの近くにちょっと大きめのPayLessというスーパーもあり、買い物にも困ることはありませんでした。
5人家族は気をつけておいた方がいい
アメリカのホテルは消防法の規定により、部屋の大きさで泊まれる人数が厳格に決まっているらしいのです。
最初、PICというホテルを予約していたのですが、一週間前になっていきなり『5人で1部屋は泊まれません』という連絡が来ました。
なんじゃそりゃ、ということでいろいろ調べまくった結果、消防法の理由ということが分かり、かつ、交渉でなんとかなるものでもなさそうで、さらにPICというホテルには5人で泊まれる部屋がない、ということがわかりました。
1週間前にいきなりいうなよ、という思いはありましたが、言っても前には進まないので、今回の泊まったONWARDにした次第でした。
ということで、5人家族の方は気をつけておいたほうがいいです。
レストラン
今回、外食した4つのレストランを紹介します。 嫁さんが食にこだわるタイプなので、いろいろと調べていきました。
iHOP
パンケーキ屋さんで、Eggs'n Thingsと並ぶ有名店です。ハワイでどちらの店でも食べましたが、我が家はiHOP派になりました。
グアムのアウトレットの隣に店ができていたので初日のランチに行きました。
ま、iHOPということでiHOPの味で美味しかったです。
チャッキーチーズ
2日目の夜にチャッキーチーズというところに行きました。
というよりは、私は連れて行かれました、というのが正しいですかね。
ピザ屋にゲーセンがついているお店です。ゲーセンにピザ屋がついている、と言っても間違いではない気がします。
子どもはゲームができて楽しいようで、アメリカで賑わっているチェーン店のようです。
まあ、旅の思い出としてはいいのかな、というお店でした。味は、ピザハットとかそんなものです。
Table 35
こちら、3日目の夜に行った店です。嫁さんが調べてグアムで人気の店だということで、昼前に予約の電話を入れて店に行きました。
お店はアウトレットから5分くらい歩いたところです。
ここがなんと、美味しかったのです。
これまでのハワイ、グアムの印象だと、肉を焼いただけ、という感じのところが多かったですが、この店は味付けをしている、という印象です。
味噌ソースベースのステーキを頼んだのですが、これがとても美味しかったです。
グアムでぜひおすすめしたいお店です。
Proa
最終日に食べてお店です。ここもTable35と同じように、Trip Advisorで上位にランキングされているお店です。 グアムに2店舗あり、街の中心か、ハガニアというちょっと離れたところにあるお店です。
こちらも予約を取ろうとしたのですが、なぜか電話がつながらず、結局、開店のちょっと前に行くことにしました。 おかげ様で、並ぶことなく入ることがでました。
私達が食事を終えて店を出る頃には、そこそこの人が並んで待っていました。
美味しいはおいしかったですが、Table35の方がおいしかったです。
海
さて、海です。
うちは基本的にシュノーケリングを楽しみに宮古島に行くのが定番なので、その観点で記載します。
イパオビーチ
Hiltonホテルの目の前にあるビーチです。
ここ、良かったそうですよ。
『そうです。』と言ってい理由は私はずっと1才児の子守りで海に入ってないからです。
ONWARDの目の前にもビーチはありますが、断然こちらのイパオビーチの方が綺麗のようでした。
FISH EYE Marin Park
フィッシュアイというところですが、海中展望台があり、そこでシュノーケルもできるところです。
休み明けの大量メールを効率的に処理をする
かなり久々の更新です。夏休みを取っていました。
本日より社会復帰です。
さて、毎回、休み明けに憂鬱なのが大量に溜まったメールの処理です。 今年は、担当するチーム/人数が多いこともあり、メールも大量にたまってました。4営業日の休みで1000通くらいたまってました。
大量メールを処理するための工夫はいくつかありますが、そのひとつが、
『件名で並び替える』
です。
普段であれば、大体、メールの受信順に片付けていきます。ですが、大量に溜まったメールを順番に片付けていくと、いろいろな話題のメールが混ざってしまい、効率があがりません。
そこで、『件名で並び替える』と同じテーマのメールを一気に読むことができます。
また、件名で並び替えることで、重要そうなメールとさほど重要でなさそうなメールも大体感触がつかめるので、片付ける順番の優先順もつけやすくなります。
過去のメール関連記事
ご参考までにメール処理についての過去記事です。
メールカテゴリはこちら。
分からないことを周りに聞くこともプロとしての責任
わからないことは自分で調べる。
これは仕事の基本です。
ですが、限界もあり、やはり聞かないとわからないこともあるのが現実です。
とはいっても、先輩や周りの人はいつも忙しそうにしていて、
- 聞くことで仕事の邪魔をしてしまう
- こんな事を聞いてもいいのだろうか、と思ってしまう
- 聞きづらい
ということが良くあります。
まわりのメンバーに迷惑がかかる、と遠慮して聞かないのは、お客様の迷惑になる。お客様のために、自分で調べてもわからないことはどんどん質問しろ
私が若いころに先輩に言われた言葉です。
お客様第一の視点であること。聞くこともプロとしての責任を果たすために必要なこと。
今でも教訓として心に刻んでいます。
年間カレンダーを見て未来を妄想し、プロアクティブな仕事をしよう
私の仕事のクセのひとつに
- ときどき年間カレンダーを眺める
ことがあります。
未来数ヶ月のカレンダーを見ながら未来を妄想しています。
それは何のためかというと、戦略を考えるためです。
カレンダーを見ながら、「XX月はプロジェクト的には何をやっていて、そこで発生しうるリスクは何だろう?」などと考えています。
そうすると、そこから逆算して、
- 何を今のうちにやっておかないといけないか
- どういうタスクを立ち上げないといけないか
などというアイディア(戦略)が思いつきます。
仕事には、
- 先手を打つプロアクティブな仕事
- 事態が発生してから手を打つリアクティブな仕事
があります。
まず、できるだけプロアクティブに先手を打つことが大切です。
考えよう考えようと思っていても、なかなか考えることはできないので、 年間カレンダーを物理的に見て、未来を妄想するのです。
ぜひ、お試しください。
少なくとも1週間に一回は妄想する時間があるといいと思います。
リーダー必読の書と言われるマキアベリを読んでみた
リーダー必読の書と言われ『孫氏』とともに並ぶ、マキアベリの『君主論』を読みました。
ようやく読みました、というのが正しくて、これまでも何回か読もうと思ったことはありましたが、なかなかとっつきにくくて敬遠してました。
今回は、とある本をたまたま知ったのをきっかけに読むことにしました。
まず、『君主論』とは、ですが、1532年にイタリア・フィレンツェのマキアベリによって書かれた書物です。
現実主義を貫いていて、冷酷・非道な政治を肯定するものとして、『マキアベリズム』という言葉をうみだしたほどのものです。
最強のリーダー育成書 君主論
- 作者: 鈴木博毅
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2015/10/31
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この本が今回、君主論を読んでみようと思ったきっかけの本です。東洋経済の記事を読んでいてたまたま見つけたものです。
KADOKAWAから出ているので、私を担当してくれている編集者にきいたところ、その人のメンバーが担当した本とのことで、親近感をもちつつAmazonでKindle版をポチッとしました。
内容としては、『君主論』のエッセンスをいくつか抽出して、現代のビジネスに即しながら解説をする、というものです。
読みやすくて納得感のあるところもありましたが、断片的であったので、若干、消化不良となってしまいました。
それは本家の君主論をしらなかったからだと思います。やはり、大元の君主論を読まねば、と思いました。
君主論(まんがで読破)
- 作者: マキアヴェッリ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/10/01
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さて、先程の本で消化不良となってしまったので、本家を読んでみようと思いつつも、ネットでいろいろ見ていると、やはり時代背景などを知らないと読みづらい、というコメントがいくつかありました。
そして、この『まんがで読破』を読むとその時代のことがざっと分かるらしい、ということでこれもKindle版をポチッとしました。
一読しましたが、これは読んでおいて良かったです。『君主論』という観点では物足りないですが、その時代背景などを知るという意味では十分なものでした。
日本でいうと、戦国時代の群雄割拠の歴史を日本人は知っているが、外国人は知らないという状況です。その時代のことを何もしらないと君主論は読みにくいのです。織田信長が云々、家康が云々、関ヶ原の戦いが云々など、そういったことが君主論には普通に書かれているからです。
ヨーロッパの人にとっては一般的な歴史を前提に書かれているのです。
この本を読むとそこがざっくりですが、ある程度緩和されるのです。
君主論を読むときにはこの本を読んでおくことをおすすめします。
マキアヴェッリ語録
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: Kindle版
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まんがで読破を読み終えて、さて、君主論を読んでみるか、とAmazonをあさっていたところ見つけた本がこれです。
結果的に、『君主論』よりもこちらの方がよかったです。
この本は『君主論』に限らず、マキアベリのその他の本や手紙から語録を集めたもので、マキアベリという人物のエッセンスが抽出されたものです。
エッセンス版ということで、抽出されている語録の多くが刺激がありインパクトのあるものでした。
新訳 君主論
- 作者: ニッコロマキアヴェリ,Machiavelli,池田廉
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/04/25
- メディア: 文庫
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そして、最後にこれぞ本家の君主論です。(とはいえ、日本語訳ですが。)
ようやくこの本まで辿り着きました。
そして読み始めました。
が、挫折してしまいました。
読みにくいということもありましたが、上記の3冊を読んでしまっていたので、核となる部分はだいたい読んでしまっているので、これといって大きな新しい発見がありませんでした。
おっ、と思うようなところは、『語録』の方にかかれているのです。
いくつかピックアップ
過去は、冷酷・非道の書、と言われていたようですが、私にとっては共感を持てるところばかりでした。
キリスト教全盛の時代では冷酷であったのかもしれませんが、人間の心情の本質をベースに物事を語っているのです。
世の中、いいやつばかりではないよ、油断すると裏切られるよ、などといった感じです。
私の読後感は、
- 大きな組織のリーダーになればなるほど読んでおくべき
です。
小さなチームのリーダーをやっていたときに読むよりも、いま、300人以上のチームを率いる立場で読んだ方が身になることが多かったと感じました。
ということで、いくつか印象的であったものを『語録』からピックアップします。
人間というものは、敬愛か恐怖かのいずれかに突き動かされて、行動するもの
人間というものは、困難が少しでも予想される事業には、常に反対するものである。
人間というものは愚劣でエゴイストが多いのが現実
ダメなリーダーのパターン
前の記事で『チームの成果がでないリーダーの3つのパターン』というものを書いていました。
マキアベリが書いてあることと通じているな、と思いました。
こちらもどうぞご一読ください。
デリゲーションでリーダーの仕事を減らしつつ、メンバーを育てる
今回はデリゲーションについてです。
デリゲーションとは、私の仕事環境では割りと使われる言葉で、日本語では「委任」とか「権限委譲」という意味です。
7つの習慣では、次のように書かれています。
このような目標達成には、二つしか方法はない。自分でやるか、他の誰かにその仕事をまかせるかだ。他の人に任せることをデレゲーションと言う。
リーダー、特に大きなチーム/組織を率いるリーダーであればあるほど『デリゲーション』をうまく活用しなければいけません。
私が考えるデリゲーションの目的は2つあります。
①リーダー自身の仕事量を減らす
メンバーに仕事や権限を移管するので自分の仕事が減ります。大きな組織を率いるほど、リーダーの仕事を自分の配下に移管しないと、いくら時間があっても自分の仕事はおわりません。
②メンバーを育てる
デリゲーションとは、本来はリーダーの仕事をメンバーへ移管することです。
つまり、メンバーからすると自分の上のレベルの仕事をすることになります。 リーダーの仕事をさせることで、メンバーの育成をすることができるのです。
育成目的でデリゲーションをしたりします。
メンバーが育たないと、リーダーは自分自身の次のステップアップの仕事にシフトしていけません。
いつまでたっても、「俺がいないとこのチームはダメだ」とならないようにしておきましょう。
モンキーの話とはちょっと違う
部下のモンキー(仕事)はリーダーは背負うな、という話がありますが、それとはちょっと違います。
モンキーは、メンバーの仕事をリーダーが背負わずにメンバーにやらせることです。
デリゲーションは、リーダーの仕事をメンバーにやらせることです。
ベクトルが逆なのです。
「育成」という目で部下に仕事を振ってみてください。