仕事がデキる人たちがやっていること vol.11
私がこれまで見てきた「仕事がデキる人たち」。
ふと、
- その人たちがどのような仕事振りをしていたか
- どのような考え方をしていたのか
- どのような振る舞いをしていたのか
ということをまとめて見ようと思いました。
仕事がデキる人たちがやっていることシリーズ的に少しづつ書いていってみようと思います。 少しづつ書いていきますが、こちらのカテゴリでまとめておきますので、他の記事もよろしければご覧ください。
何人もの仕事のデキる人たちを思い出しながらネタ出しをしていますが、 必ずしもその人たちの全員がやっているこではありません。人によってはやっていたり、やっていなかったりするものもあります。
ですが、ネタだしをしたものは、その人たちを思い出したときに強くイメージとして際立っていたものばかりです。
みなさんの参考になるものが少しでもあれば、と思います。
1.堂々とする努力をしている
偉い人たちは堂々としている人が多いなぁ、と若い頃は思っていました。
ここでいう「堂々と」というのは、嫌味や変な意味ではなく、清潔な堂々さです。
そのような人たちと接するようになってから気づいたのは、その人達は意識的に堂々としている人が多かったのです。 言い方を変えると、焦らない、慌てない、動じない、などと同じですが、それらが備わって堂々として見えるのでしょう。
ほとんどの人が、若い頃からの苦労した経験がありステップアップしていった人たちです。そのような過程の中で身につけた「堂々さ」なのでしょう。
2.焦りを表に出さない
上でも書きましたが、焦りを出さないのもポイントです。
誰しも、何かしら、焦りを感じる局面に陥ることがあります。 そのようなときに、「焦りを表に出さない」というのは大切なポイントです。
意識して、鍛錬していくことが必要だと思います。
3.時間を金に換算している
Time is Money. というのは、高校のときに英語の例文で覚えましたが、これをどこまで本当に腹落ちして、実行に伴っているか、というのがデキる人たちです。
時間をかけなくてもいいことに30分も掛けている、いま目の前の会議にかかるコストがいくらであるかを意識している、など、ビジネスにおいては時間は金に換算して考えるべきです。
自分が毎月もらっている給料がいくらで、それが1日、1時間ではいくらになるか。毎日、毎時間、自分はそのカネの分だけ貢献できているのか。Noであれば頑張らなければいけないですし、Yesであれば、マーケットでもっと自分を高く勝ってくれる場を探すのもありでしょう。
4.森を見るが木も見ている
「重箱の角をつつく」、「枝葉な指摘ばかりで本質的な指摘がない」などという言葉はよく聞かれるでしょう。
全体感を捉えずに、どうでもいいような細かいことばかりに気をとらわれていることです。「木を見て森を見ず」と言われたりします。
デキる人は、ちょっと違います。
森の視点で物事を捉えていますが、木も見ています。要は、自分で視点や視野、視座をコントロールしています。
5.人に任せるところを決めている
自分でやること、人に任せることを決めています。
私が接していた執行役員で、
- 執行役員になって半年、自分で全部やってきたから
- だいたい全部わかった
- これからは自分がやることと、人に振ることを分けていく
と言っていた人がいます。
自分ができることも大切、でも自分がやるべきこと、人に任せることを決めているのです。
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