コミュニケーションミスで失うもの 〜品質と時間
前のエントリーで、コミュニケーションでは『鮮度』と『濃度』と『精度』が大切です、ということを書きました。
今回は、その『精度』について書きます。
当たり前ですが、コミュニケーションでは、情報を正しく伝えることが大切です。
それはなぜでしょうか?
コミュニケーションミスが発生してしまうと、失うものが2つあります。
ひとつは『品質』、もう一つは『時間』です。
品質を失う
例えば、資料作成を依頼したとします。「AAA」という資料作成を依頼しましたが、正しく伝わらず「AaA」という資料が出てきました。 これが品質を失ってしまうということです。発信者が期待したものと違うものがアウトプットされるのです。
ですが、「AAA」を期待していて「AaA」がでてきても、許容範囲なのでこれを受容します。
時間を失う
では、「AAA」を期待していて「xyz」というものが出てきたらどうでしょう?
さすがに全く違うので、やり直しを指示します。これが時間を失ってしまうということです。
そして、やり直した結果、「AAa」というものが出てきました。「AAA」とはちょっと違うので、品質も失っています。 この場合では、時間と品質を失っているのです。
このように、コミュニケーションで正しく伝わらないと「品質」と「時間」を失ってしまいます。図にするとこのようなイメージです。
コミュニケーションの発信側となるときは、『正しく伝える』という『精度』を意識しましょう。
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