プロジェクト管理でこれだけはやっておきたい3つのこと
私の専門性はプロジェクトマネジメントです。
プロジェクトマネージャー職としてプロジェクトをリードすることが多くありました。
その中でもトラブルプロジェクトの火消しをすることが多かったです。
さて、プロジェクトマネジメントというとグローバルスタンダートのガイドとしてPMBOKというものがあります。
ですが、このPMBOKなるものプロジェクト管理としてやるプロセスが49個もたくさんかかれており、それを5つのプロセス群と10の知識エリアに分類して、、、、云々、、、、みたいなごっついものになっています。
加えて、このPMBOK・・・・、無機質に書かれていて実際のプロジェクトどう使うかが全く分かりにくいのです。
なので、知識と経験がないと何とも使いこなすのが難しい代物になっています。
そこで私が若手のリーダー、マネージャーにガイドするときは、最低この3つから始めて、まずはこれをきちんとしよう。 そうすれば、普通のプロジェクトであれば、それなりにマネージできるよ、といっています。
その3つとは、
- 計画を立てること
- 進捗管理をすること
- 課題管理をすること
です。
計画を立てる
プロジェクトの基本は計画を立てることです。いつまでに何をする、とか、こういう段取りとスケジュール感でタスクを進める、などという計画です。
計画なくしてプロジェクトを進めることはできません。
進捗管理をする
計画を立てたら、計画通りにプロジェクトが進んでいるかどうか、という進捗を確認します。 遅れが出始めたら、どう対処するか、とアクションをおこして対処します。
進捗管理をしていなかったら 予定通りに進んでいるかどうかを検知できません。
課題管理をする
プロジェクトとは、不確実性の高いものです。想定していなかったことがたくさん起きてきます。
ですので、その不測の事態に対処するために課題管理を行います。
よく、「想定外のことだったので・・・」という言い訳を聞くことがあります。あまり、意味をなさない言い訳だと思います。
想定外は起こるものです。それに対処するための課題管理なのです。
この3つだけをやっておけば
ということで、計画を立て、予定と実績を確認し、不測の事態の課題管理をする、という3つを最低限やっておけば、普通のプロジェクトではそれなりにうまくいきます。
逆に、トラブルプロジェクトの時でもこの3つを確実にやるようにしています。 トラブっているときは、プロジェクト管理に費やせる時間とワークロードを極力、最小化したいので、この3つを中心にマネジメントワークを絞り込むようにしています。