仕事のできる人ほど視点が高く視野が広い
目の前の仕事ばかりをしていてはダメだ。もっと視野を広くして先々のことを考えて仕事をしろ。
という会話はオフィスで普通にされているのではないでしょうか?
ですが、目の前の仕事ばかりに気を取られている人は、そうは言われてもピンときません。
そのような人の行動特性は、『猫じゃらしにすぐに反応してしまうネコ』『目の前に投げられたポップコーンをすぐにつまんでしまうハト』と同じです。
仕事ができない人にありがちなタイプです。
仕事ができる人は、必ず視野が広いです。これに例外はないと思います。
なぜ、視点を高くして視野が広くないといけないのでしょうか?
仕事は選択と集中の繰り返しです。ヒト・モノ・カネ・時間が限られている中で、何を選択し、何に集中しないといけないのか、を判断しなければいけません。 些末なものに貴重なカネと時間をかけてはいけないのです。
それを判断するためには、
- 全体がどうであるかを把握し、
- そして、目の前のことが全体に対してどういう位置づけなのか
- 目の前のこと以外に優先すべきことはないのか
ということが把握できている必要があります。
そのためには、視点をあげて広く全体を、遠くまで見通しましょう。下の図のようなイメージです。
視点が高ければ高いほど遠くまで見通せて、遠くまで見通しているときは足元の小さな石は見ずに、大きな石(課題)が見えるようになります。
いつまでも足元の小さな石ばかりを拾っていて、いざ大きな石が目の前に現れたときに慌ててしまいますし、対処ができなくなってしまいます。
今、自分がやるべき仕事の投資対効果を考えることが大切だと思います。同じ1時間の仕事なら、成果の大きなことに1時間を投資すべきでしょう。
仕事はテコの原理だと思います。