数字と肌感覚はあっているか?
数字は絶対数と相対数でおさえよう、とこちらの記事で書きました。
今回は、数字と肌感覚です。
業界、業種、職種によって取り扱う数字は違うと思いますが、仕事ではいろんな数字が出てきます。
私はシステム開発の仕事をしているので、
- システム規模の見積り
- 開発工数の見積り
- 開発期間の見積り
- コスト見積り
- 進捗率
などの数字をよく取り扱います。
いつもメンバーに言っているのは、
計算で出てきた数字と肌感覚はあっているか?
です。
計算は計算、肌感覚は肌感覚ですが、その双方が著しく乖離している場合は、大抵どっちかが間違っています。
例えば、
ある機能の開発コストが、計算で5,000万円と出てきたとします。
自分の肌感覚がその前後であればいいですが、肌感覚が1億円とか、1,000万円だったら何かどちらかの考え方かアプローチが違うと思って見なおした方がいいです。
数字はあくまでも計算で出すものですが、出てきた数字が自分の肌感覚とあっているか、というチェックを行うようにしておきましょう。