読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

仕事のオン/オフから学ぶグローバルコミュニケーションの大事なポイント

カレンダー通りの仕事の人は、今日から連休ですね。
がっつり休む人もいるでしょう。
休むときは休んでリフレッシュしたいものですね。

さて、仕事のオンとオフに対する考え方ですが、やはり国によってそれぞれ違います。

今回の記事では、仕事のオンとオフを題材に、グローバルコミュニケーションのポイントを紹介します。

f:id:vekitomo-0:20150918021257j:plain


今、私が担当しているシステム開発のプロジェクトでは、大連での大規模オフショア開発をしています。
私が担当している開発グループの大連チームだけでも50人のメンバーがいます。

このプロジェクトは、いろいろな側面でかなり難易度が高いプロジェクトであるため、定時で仕事を終えることは難しく、週末の仕事もザラにある状況です。

したがって、日本のメンバーにも、大連のメンバーにも残業や休日出勤をやってもらわざるを得ません。
※ちなみに、私は「仕事は早く終わらせて早く帰る」の推奨派です。


国によって違う残業に対する考え方

日本人は、高度経済成長から脈々と受け継いできた遺伝子のおかげで、残業はある意味普通のことだということが体と心に染み付いています。
ですが、大連にいる中国人メンバー達は、基本、18:00の定時上がりです。

夜の時間に何か用事があって、大連のオフィスに電話をかけても、すでに帰宅していることはザラです。

仕事を早く終え、夕飯を家族で食べることがより大切なようで、残業はかなりの苦痛のようです。

逆に、休日出勤については、日本人よりも調整しやすかったりします。 平日に残業するくらいだったら、休日に仕事をする方を好む傾向があります。

私は、休日に仕事をするくらいだったら平日に何時まででも仕事をしたい派です。

昔、一緒に仕事したフィリピン人は、仕事がめっちゃ早く、定時が来たら、
「はいさようなら〜」
とさっそう帰って、その後はバスケに行ったりとアフターの時間を楽しんでました。
基本的に陽気でしたね。

日本人、中国人、フィリピン人という大きなくくりで語ってしまいましたが、もちろん、人によって違います。
ですが、大きな全体感としては国によって傾向があるものです。


あくまで論点はビジネスのミッションにすべし

そういった中、残業をリクエストしないといけないときは、やはりその調整に苦労することは多いです。

今のプロジェクトでは、長い間このような状況なので、大連メンバーも(是非はともかく)、もう慣れているので残業はしてくれます。
ですが、その期間が続くとモチベーションを維持するのが難しく、調整が必要となります。

そういったときに、陥りやすい議論は、

  • 残業するかしないか
  • 休日出勤するかしないか

となります。

そうすると、残業はやだとか、モチベーションが、という議論になってしまい、文化・慣習がそれぞれ違うので感情的なコミュニケーションになってしまいます。

そういう議論になってしまったときは、だいたい、

彼ら、ほんと調整が面倒くさいよね

となってしまいます。
ですが、そういうときは相手側も同じ感情を抱いています

こういうときは、ビジネス上のミッションを議論の中心におかないといけません。

文化や慣習が国によって違いはしても、ビジネスに対する責任感という面では国が違っても一定の共有できるレベルがあります。 もちろん、人によってバラツキはありますが、それは日本でも同じ。

  • このタスクは、今週中に完了させないといけないから、なんとかマネージしてくれ
  • このトラブルは今日中に解決しないといけないから、なんとかがんばってれ

と、仕事を中心とした命題を相手に投げかけるのです。

そうすると、ビジネスパーソンとしての責任を果たすために、結果的に残業や休日出勤をして対応してくれます。

議論に対して、

  • 残業といった手段

から入るのではなく

  • ビジネスのミッションを達成するというゴール

から入っていくのです。


グローバルコミュニケーションのコツ

残業・休日出勤を例に書いてみましたが、グローバルコミュニケーションをするときは、まずは、ビジネス上のミッションを議論の中心にしましょう。

そして、相手の国の文化・慣習を理解・尊重して議論しましょう。
とかく、自分たちの日本の文化・慣習を押し付けてしまいがちです。

ビジネスとして、

  • 納期が近いとか
  • 緊急トラブル対応とか
  • プロとしてやらなければいけない

という責任感は、世界共通なメンタリティです。

他国のメンバーと仕事をするときは、必ず議論のポイントをビジネスにしましょう。



とはいえ、調整に難航することはザラで、うまくいかないことも多々あります。
ですが、感情面に訴えるのではなく、あくまでもビジネスを中心としたディスカッションをする、という意識を持っておくことは大切なことです。