メールは使い方次第でプラスにもなるしマイナスにもなる
今やメールはビジネスでは切っても切り離せないツールとなっています。私自身も本当にそう思います。
ですが、このメールの使い方しだいでは自分の首を締めてしまうこともあります。
メールが多くて残業時間が多くなってしまう、とか、多くのメールを処理して仕事をした気になってしまっている、といったケースがあります。
私は、
- メールは重要なツールではあるが、メールの時間は最小限にすべき
と考えています。
面白い調査結果があります。「日本ビジネスメール協会」というところのが毎年調査している結果です。
上のリンクのトップページに2020年度の調査結果の抜粋がありますが、私が面白いと思ったものをそこから更に下に抜粋しました。
- 仕事で使っている主なコミュニケーション手段の第1位は「メール」(99.1%)
- 仕事で使用しているメールソフトは「Outlook(Office 365を含む)」(50.52%)と「Gmail(G Suiteを含む)」(38.40%)の二強時代に
- 1日平均は送信「14.06通」、受信「50.12通」
- 残業が多いと感じている人ほど受信数が多い
- 仕事でメールを確認する頻度は「1日に10回以上」(51.16%)が最多
- 半数がメールのデスクトップ通知をONに
- 残業が多いと感じている人ほどメールの返信が遅れる頻度が高い
- 返信が遅れてしまう理由は「すぐに結論が出せない」(52.07%)が最多
- 残業が多いと感じる人ほど全ての項目で高い値を示す
- メールを読むのにかかる時間は平均1分19秒。1日66分メールを読んでいる
- メールを書くのにかかる時間は平均5分54秒。1日82分57秒メールを書いている
- 残業が多いと感じる人ほどメールに不安を抱く傾向がある
- 見つけた失敗の第1位は「誤字や脱字」(50.49%)
- メールを受け取り、不快に感じたことがあるのは41.24%
- 不快に感じた内容の第1位は「質問に答えていない」(45.16%)
- メールが上手いと感じた特徴の第1位は「文章が簡潔で分かりやすい」(77.18%)
- ビジネスメールの社員研修がある人は9.60%
(出典:日本ビジネスメール協会 ビジネスメール実態調査2020)
これから何回かに渡って、これらの抜粋したものについて、私視点での記事を書いていきたいと思います。
メールをきちんとさばけるようになると、仕事の効率も格段にあがります。メールに忙殺されていると、時間だけは過ぎますが、仕事の成果は時間に比例してはあがりません。
私がずっと試行錯誤してきて実感として感じています。
参考図書
メールもテクニックです。いろいろ読んで学んで身につけていきましょう。
メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール
- 作者:藤田英時
- 発売日: 2014/04/11
- メディア: Kindle版
- 作者:平野友朗
- 発売日: 2017/03/24
- メディア: Kindle版
テレワーク時代のメール術 評価される人は1通のメールで仕事が終わる
- 作者:平野友朗
- 発売日: 2020/10/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 作者:西出 ひろ子
- 発売日: 2013/01/27
- メディア: 単行本
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法
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