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『いそがしい』は言わないほうがいい 自分の限界を表明しているようなもの

「どう?最近、忙しい?」
とか、
「なんか、忙しそうだね」
というのは、オフィスでよく耳にする会話です。
オフィスでなくとも、久しぶりにあった友達とかとの会話でもよくされるものです。

そんなときは、わたしは、
「そんなことないよ。忙しくはないよ。」
と答えます。

基本的に、忙しいと感じることはほとんどありません。
若い時から『忙しい』という言葉を意識的に使わないようにしていたので、それが染み付いているのかもしれません。

そして、アドバイスをするならば、『いそがしい』という言葉は使わないほうがいいです。

その理由はふたつあります。

理由① : 忙しいと思うことで余裕がなくなる

他の人と比べると、自分のやっている仕事量も時間も多いとは思っていますが、それを忙しいとは感じてはいません。

よく言われるありきたりなことですが、「忙しい」とは、
 『心』を『亡』くす
と書きます。

私は、どんな状態になってもひょうひょうと、心に余裕を持って仕事をしていたいと考えています。
なので、
「忙しい?」
と聞かれても
「別に忙しくはないよ。」
と答えます。

でも、これは結構、大切なことだと思っています。

忙しいと思ってしまうと、イコール、それは余裕なく仕事をしていることになります。
気持ちの面は余裕がある状態にしておきましょう。

理由② : 忙しいということは、それが自分の限界であると表明している

『忙しい』と言わないほうがいいふたつ目の理由は、
 そこが自分の限界であることを表明している
からです。

理由①で書いたように、忙しいということは、気持ちに余裕なく仕事をしているということです。
すなわち、そこが自分の限界なのです。

誰しも自分の仕事の限界はありますが、『忙しい』というと、それを周りに表明していることになります。

忙しい自慢をする人、いますよね?
自分がどんだけ仕事を抱えているか、たくさん仕事をしているかをアピールしているつもりだと思うのですが、 私からすると、自分の限界を公にさらしているようなものです。
そこが限界なんだ、と思ってしまいます。

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仕事の断り方も工夫する

例えば、A、B、Cという3つの仕事を抱えていて、それ以上を受けることができない状態だとします。
それに加えて、Dという新たな仕事を振られることがあります。

そんなときに、
 「いま、忙しいからできません」
 「A、B、Cの3つでパンパンなので、これ以上はできません」
と回答すると、これまた自分の限界を公表しています。

もちろん、自分の限界以上の仕事はできません。

そんなときは、断り方も工夫しましょう。 例えば、
 「A、B、Cを抱えていて、期限も近いです。
 優先度を変えるか、一部を誰かに移管できれば対応できます。」
とか、もしくは、
 「Dの期限を変えていただければ対応できます。」
みたいな感じにすると、Dという仕事をそのままで受けられないのは同じ事実ですが、対応する余地を残すことになります。

「できません」というよりは、「こうであれば、できます」と前向きな表現の方がいいです。

このように回答すると、優先度を変えたり、期限を変えたりすることが多く、
「彼に任せると、だいたい仕事をこなしてくれる」
という評価につながります。




私が見てきた“偉い”人や“デキる”人は、どんだけの仕事を抱えていても『忙しい』オーラをまったくだしていませんでした。

もちろん、そもそもの限界値も高いのですが、『忙しい』オーラが出てないと、本当に余裕で仕事をしているように見えるのです。

すげ~なぁ、と本当に感心させられます。自分もそんな境地を目指して日々精進しています。