時間は誰にでも平等なもの ~24時間365日はみんな同じ

 「忙しい」「時間が足りない」と思っている人は多いと思います。 本当にそうでしょうか?

ある一面では正しいですが、実は間違いです。

 私はこれまで多くの人を見てきましたが、いわゆる「偉くなっている人」は仕事がたくさんあって忙しそうなイメージがありますが、実際に見てみると忙しそうには見えません。ですが、仕事はたくさんあります。 一方で、ずっとポジションが上がらない人は、自分の目の前の仕事に精一杯で「忙しい」「時間が足りない」といっています。

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 40歳、50歳にもなってくると、同期入社でも社内でのポジションに大きな差が出てきています。その差を見ると、目の前の仕事に忙殺されてアップアップしている一方、ポジションが上がっている人は、多忙であるはずなのに、どこか余裕を感じます。懐が広い、といってもいいでしょう。

 時間は誰に等しく1日24時間、365日あります。

 毎日毎日、時間に追われて仕事が片付かない人。余裕に見えながらも結果を出し、社内でのポジションも確立している人。何が違うのでしょうか。    ビルゲイツはたくさん本を読むことで有名です。いまでは第一線を退いていますが、あれほどの企業のトップを勤めていながら本を読む時間を確保していたというのはすごいことだと思います。

偉くなっている人、成果を出し続けている人は時間の使い方が上手です。どこに時間の使い方違いがあるのでしょう。 限られた時間を何に使うかという判断。そして、同じ時間の中でこなす仕事の量と質なのです。

 逆にいうと、タイムマネジメントができなければ大きな仕事、大きな役割を担うことはできない、と言うこともできます。

私のポリシーとして持っていることがあります。そのひとつは、「要は気持ち」ということです。私自身は気持ちを全面に押し出して仕事をするタイプではありません。むしろ、気持ちの部分があまり見透かされないようにしています。  ですが、内面では、こだわる気持ち、負けない気持ち、逃げない気持ちなど、自分なりに強く持つようにしています。

 元プロ野球監督の野村さんがいっている言葉で、

一流かそうでないかは紙一重
気持ちとかそういうところで差がでる

というのがあります。

キャリアを重ねるごとに、本当にそう思うようになってきました。  本書では、気持ちの面を語ることが出てきます。表面的なテクニックやスキルも大切ですが、最後は気持ち、だと思ってます。

 大変なことを大変と思わない、とか、極めて厳しい局面から逃げないと踏ん張る気持ち、自分は何としても成功してみせる、などという気持ちです。

 例えば、私は、「忙しい」と「お疲れさま」は言わないように決めています。忙しいとは心を亡くすと書きますし、お疲れさまは、誰もが使う一般的な挨拶にはなっていますが、「疲れていること」を前提にしたネガティブな言葉に思えてしまうからです。

自分が発する言葉は自分の内面を出してしまうことなので、できるだけネガティブな表現は使わないようにしています。

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