チーム・マネジメントには意志と戦略が必要
私は、チームを途中から引き継ぐことが多いです。最初から立ち上げるのではなく、プロジェクトの途中から引き継ぎます。
簡単に言うと『火消し』です。
うまくいっていないチームを引き継いで、立て直し目処が立ったところで、また違うチームやプロジェクトへ、という感じです。
引き継いだときによく感じることは、そのチームに意志と戦略がない、ということです。
計画は立っているものの、そこに魂が入っていません。
チームをこうしたい、このようにプロジェクトを進めたい、といった思いや、このようにやれば最も効率的に、最短でいけるといった戦略がありません。
そのような計画で進んでいるチームは、作業にムダがあったり、一度、計画にズレが発生したときにリカバリをすることができません。
そういったチームを引き継いだときは、極端な話、計画をすべて見直します。そこに、自分の意志と戦略を盛り込みます。
そして、それをチームメンバーと共有します。そうすると、速い遅いはありますが、チームは立ち直ってきます。
ちょっと、ぼやっとした内容で伝わりにくいかもしれません。
書きたかったことを端的に言うと、
『リーダーはチームマネジメントに意志と戦略を入れ込むべし』
です。
リーダーに思いのあるチームは、メンバーもおのずと動き出していきます。