ESCボタンを使いこなすと、いろいろキャンセルできる
Escボタンでいろいろとキャンセルする
取り消し、キャンセルをするEscキーです。EscはEscapeの略です。
Windowsでは、キャンセル、中止などといった機能を持っていて、何かをやめようとするときにこのキーを使えばほとんどの作業をキャンセルすることができます。
ここまでは何かを実行するショートカットでしたが、このEscキーを使えばさらにマウスいらずの作業をすることができるようになります。
例えば、デスクトップ上で右クリックを押すと出てくる図のようなメニューが出てきますが、Escを押すとこのメニューポップアップは消えてしまいます。
また、Excelでセルの書式設定を行うときに出てくるこのようなサブウィンドウもEscボタンで閉じることができます。いちいち、マウスで「キャンセル」や右上の[×]をクリックしなくても瞬時にウィンドウを閉じることができます。
ファイルを移動するときにドラッグアンドドロップをしますが、間違って違うファイルを選択してつかんでしまったり、ファイルを移動しようと思ったけど途中でやめようと思ったりすることがあります。そのときに、Escボタンを押すとドラックアンドドロップの操作がキャンセルされます。このEscキーでのキャンセル操作を使わなかったら、移動したあとにファイルを戻したり、Ctrl+Zボタンで操作をやり直したり、ということで戻す作業が必要になり、ちょっと手間がかかります。
このように、Escボタンはいろいろな場面で活躍します。キャンセルしたい、消したい、閉じたい、というときにはとりあえずEscボタンを押してみるとよいでしょう。