分析は分析対象の塊の大きさで結果が変わる
データ分析をするときは、
- 『平均値』と『中央値』は違う
- そして、その2つとも使ったほうがいい
という話をこちら↓の記事に書きました。
今回は、データ分析をするときの塊の大きさについて書きたいと思います。
活字では説明しづらいので、事例を使って説明します。
この前と同様に、ブログの記事投稿数を題材に説明をしたいと思います。
1年間のブログの記事投稿数とその投稿期間について分析をした結果をまずはご覧ください、こちらです。
まず見てもらいたいのは、一番下にあるTotalです。これは1年間のデータから単純にそのまま平均値、中央値、最大・最小値を算出したものです。
この数字が1年間の平均値・中央値となります。
そして、そのTotalの上に月毎に集計した数字があります。
ざっと見ただけで月毎に数字がバラけているのがわかります。
投稿期間のTotalの平均値は1.8日ですが、
- 2015年9月は0.9日
- 2016年7,8月は2.8日
です。明らかに去年の9月と比べて今年の夏の投稿ペースは下がっています。
また、投稿期間の最大値データをタテに見ると月を追うごとにペースが落ちてきているのがこの数字からもわかります。
このように全量データに対するTotal分析では分からないことが見えてきます。
つまり、分析対象をいくつかの塊に分けることで時系列の動きなどが見えてくるようになります。
今回は月毎の分析にしましたが、週ごとにするとまた少し違ったものが見えてくるかも知れません。
分析対象の塊の大きさ。分析するときはどの塊の大きさにするのかを考えてみてください。
9/10(土) 第2回目 仕事術セミナーを開催
7/9に行った第1回目セミナーが定員枠は50名に対して、58名と大変な好評をいただいたので、9/10の追加開催が決定しました。
物事を論理的に整理するために必要なロジカル・シンキング、チームで仕事をするために必要なリーダーシップ、そして、スピード仕事術の3つを中心にお話いたします。
目次や資料のチラ見を↓に載せております。
よろしければご参加いただければと思います。
なお、大阪開催も検討中です。
セミナー資料チラみせ
全体的な構成はこのようになっています。ロジカルシンキングから始まり、リーダーシップ、そしてスピード仕事術という流れです。
配布資料は100ページ位のボリュームで、イメージはこのような感じ。
ロジカル・シンキングのページの一例です。
コミュニケーションについてのページです。