自分の上位者の判断をシミュレーションして準備しておこう
自分の上位者と会議で同席することがあると思います。
社内の会議やお客さんとの会議、いろいろとあります。
その同席したときに、自分の上位者が相手に問われたことに対して、自分も頭の中で答えを出すようにしてみましょう。
答えを出せるときもありますが、答えを出せないときもあります。 そして、この答えを出せない、という経験をするのが自分の成長を促進します。
答えを出せない理由は大きく、2つあります。
自分が持っている情報量では判断ができない
当然、自分と上位者とでは持っている情報量が違います。 したがって、判断に足る情報を持っていないということで判断できないことがあります。
そのときに、上位者の判断を聞いて、「何の情報を持ち合わせていなかったから」自分が判断できなかった、と理解しておきましょう。
なぜかというと、この判断をするには、この情報が必要である、ということが分かるからです。そうすると、自分がその立場になったときにその情報を集めるようになるのです。
自分の判断の責任範疇を越えている
誰しも、自分の責任範疇があります。その責任範疇に縛られる人もいますし、ある程度縛られずにいる人もいます。
責任範疇に縛られずにいたとしても、一介の社員が会社を左右するような決定はできません。
誰しも、決定できる範疇はある程度決まっています。
自分の上位者が決めれることでも、自分は決めれない。これを実感しておきましょう。そして、自分がその立場になったらどう判断するかを疑似体験しておきましょう。
イメージトレーニングしておくことが大切
スポーツでは、実際の練習とイメージトレーニングを行います。イメージトレーニングは、あながちバカにできません。イメージトレーニングしておくことが実際の試合でできることもあります。
仕事も同じです。
上位者の判断を、自分に重ねてイメージトレーニングしておくのです。 自分がその立場になって初めて判断に迷うのではなく、その立場になる前から迷っておくのです。
その立場になったばかりだから、、、という言い訳を聞いてくれる人はいません。誰しも、すぐに結果を出してくれる人を求めています。
それに答えられるよう、イメージトレーニングで準備しておきましょう。