順調なときの『ホウ・レン・ソウ』も大切
ホウ・レン・ソウとは、言わずもがな、
- 報告
- 連絡
- 相談
です。
そして、特に若いうちには『仕事はホウ・レン・ソウが大切だ』と教え込まれる人も多いと思います。
まず、それは間違いないと思っています。
ですが、とかく、言われがちなのが、何か問題があったときに、すぐに『ホウ・レン・ソウ』しろと言うことです。
でも、それも間違ってません。
今回、何が書きたいかというと、仕事が順調なときにも『ホウ・レン・ソウ』しよう、ということです。
実は、仕事が順調なときの『ホウ・レン・ソウ』もとても大切なのです。
余計な状況確認が来ないようにする
順調である場合でも、順調である報告はしておきましょう。いくら順調であっても、上の立場からすると報告がない限りはまったく状況はわかりません。
しばらく報告がなく静観していたところ、最後の最後に大きな問題となった、ということは往々にしてあることです。
そのようなことがあるので、上の立場の人は「報告がない」=「いいかどうかわからない」となります。
そうなると、ちょくちょくと、進捗確認や状況確認をされるようになり、すなわち横やり確認が入ってしまいます。
横やり確認が入ると、自分の都合とは合わないタイミングで聞かれることが多くなるので、仕事が邪魔されてしまいます。
そういったことを防ぐためにも、いい報告も適切なタイミングで行うようにしましょう。
安心・信頼されるようになる
良い報告を適宜あげていると、
- こいつはほおっておいても、ちゃんとやるな
- うまくいかない時はきちんと『ホウ・レン・ソウ』をしてくるから大丈夫だ
という状況になります。
実際に私配下のチームのリーダーにもこれが上手い人がいます。
良くも悪くも適宜報告が上がってくるので、あえてこちらから何かを確認しなくても大丈夫だと思えるのです。
ホウ・レン・ソウは億劫だが
ホウ・レン・ソウは億劫で、順調なときの報告は敬遠しがちになります。 ですが、トータルで見るとホウ・レン・ソウはしておいた方がいいです。
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