成功した者は皆すべからく努力しておる!! @「はじめの一歩」の鴨川会長

努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!!

私が大学生のときに、コンビニでマガジンを立ち読みしていたときに、この言葉が強烈に目に入ってきました。

この言葉は、「はじめの一歩」で鴨川会長が、世界タイトルマッチを目の前にした鷹村にかけた言葉です。
単行本だと42巻らしいです。

はじめの一歩(42) (講談社コミックス)

はじめの一歩(42) (講談社コミックス)

あぁ、最近ちょっとさぼってるなぁ、とか、モチベーションが下がってきてるなぁ、とか感じたときにこの言葉を思い出すようにしています。

この言葉から、ひとそれぞれ感じることはあると思いますが、私はこの言葉から2つの意味を読み取っています。

その1 ~ 文字通りの理解 -努力をすることは最低条件

この言葉通り、少なくとも努力しないと成功はしないということ。
そして努力したからといって、結果が出るとは限らないということ。

まさに、文字通りの理解なんですが。

ビジネスの世界でもスポーツの世界でも一流と呼ばれる人はみんな努力をしてそのポジションまで辿りつき、地位を確立しています。
才能も必要ですが、努力をしなければ成功できなのです。
少し前ですがテレビを見ていたら、サッカーの小野伸二と稲本潤一が出ていてこんなことを言っていました。

自分らの年代にはサッカーがうまいやつらは、それこそたくさんいた。
でも誰にも負けないほど練習してきたからここまで来れたと思う。

ビール飲みながら見ていたので、細かい表現はちょっと間違ってると思いますが、ニュアンスとしてはこんな感じでした。
メディアの前だから、ある程度の謙遜が入っているとはいえ、日本の中でこれだけトップクラスにまでいった人がこういう考えをしているんだ、と感じました。

凡人ならなおさら努力をしないとダメだなぁ、と改めて思いました。

その2 ~ 結果が出なかったときの結果のうけとめ方

でも、逆に、プロサッカー選手を目指して努力をしてきた人も星の数ほどいるはずです。
でも、その狭き門をくぐれるのはごくごく一部の人間だけ。

スポーツの世界でもビジネスの世界でも、頑張ったかどうか・努力したかどうかは関係ありません。
すべては結果です。

ですが、その結果も、才能や努力だけでなく、ときには運やタイミングといった偶発的なものにも左右されてしまいます。
選考会のときに、たまたま体調が悪くなってしまった、ということもあります。

ハタから見ると結果でしか判断しませんが、自分では、これだけ頑張ってきたのに、と思うことがあります。 最後の最後で何かのタイミングで結果が出なくなったということもあります。

結果は出したものの、周りの方の結果がたまたま目立ってしまい自分が期待したほどの評価にならなかった、ということもあります。

自分なりに頑張ったのに、思うような結果が出なかったり、評価につながらなかったりしたときは、「あんなに頑張ったのに、なんで??」と思わないようにしています。

勝負は水もの。運やタイミングに左右される時もあるのです。
早く次に目を向けた方が得です。

そのように割り切るメンタルを持つのに、この鴨川会長の言葉が役立っています。

逆に、運とタイミングで思わず成果が出ることもありますね。

運やタイミングに左右された結果であったとしても、結果は結果として受け入れて、次に向かっていったほうがいいと思います。

まとめ

  • 努力しなければ、成功する権利を得られない
  • 努力の結果、成果が出なかったとしても早く割り切って、次に進んだほうがいい

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