リーダーの仕事は「決めること」 ~判断を無用に先延ばしにしないようにしよう
リーダーは決めるのが仕事です。リーダーが決めないとチームは動けません。
「あの人は全然決めてくれないよね」とリーダーを揶揄する声を聞いたことがあると思います。自らがそういうチームにいて苦労をした人も多いことでしょう。
残念なことに、世の中には物事を決めないリーダーが数多くいます。
そういうリーダーはなぜ決めることができないのでしょうか?私は3つの原因があると思っています。
決定するための情報が十分にそろっていないと思っている
決めることに伴う責任に臆している
そもそも、決めないとチームが動かないということを理解していない
リーダーという立場にある人間は、チームを動かすために覚悟を持って「決める」という行為をしなければなりません。それもできるだけ早くに、です。
時期尚早といってはいけない 時期尚早と言う人間は、100年経っても時期尚早と言う。 前例がないと言う人間は、200年経っても前例がないと言う
Jリーグの初代チェアマンである川淵三郎さんの有名な言葉です。高校生の時に聞いた言葉ですが、私がリーダーとして強く意識しているフレーズのひとつです。
リーダーは“決断”し、チームを前に進ませなければなりません。決断しないリーダーはチームの成果を上げることはできないのです。 さらに、その決断が早ければ早いほどチームの成果はさらに大きくなります。
リーダーの「即断即決」の成果は、とても大きいです。