クリティカルシンキング ~無条件に信じてはいけない

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週刊誌にスクープニュースが出たときに、「本当にそうなの?」「情報源は正しいの?」「ガセじゃないの?」と疑問を持つ人は多いと思います。

このように正しい答えを導くために健全に批判的に思考するアプローチをクリティカルシンキングといい、仕事をする上で大切な思考法です。 批判的というとネガティブなイメージを持ってしまいますが、「正しく疑う」と読み替えましょう。

メンバーからの報告や、お客さんからのクレームなどを額面通りに受け取るのではなく、「本当にそうなのか?」と一度立ち止まって考えたり、チームのメンバーが実施したデータ分析のアウトプットに対して、「この結論は本当に正しいのか?」と健全に疑って見るのです。

なぜそのようなプロセスが必要なのでしょうか。

仕事のアウトプットは、その人のスキルや経験、そして考え方のクセや思い込みなどに左右されます。本人がこれで完璧、と思っても、第3者が客観的に見るとそうでないことは多くあります。クリティカルシンキングでアウトプットをチェックすることで仕事のアウトプットの質をあげることができます。

また、これは他人に対してだけでなく、自分自身の仕事に対しても行うことができます。自分のアウトプットを人に見せる前に、自分自身でクリティカルシンキングを行っておくとよいでしょう。

クリティカルシンキングで疑うといっても、闇雲に疑うのではなく、次の3つの観点でクリティカルに見るようにしましょう。

【インプットを疑う】

分析レポートであれば、その分析の対象となった源泉データ。クレームやトラブルの報告であれば、その情報の出所。といったように、元となる情報がどこから来たものなのかを突き詰めます。

分析対象のデータが古かったり、報告を受けた内容が、本来の内容と若干違っていたということはよくあるケースです。

【プロセスを疑う】

インプット情報が正しかったとしたら、次はプロセスです。そのインプット情報をどのように分析したか、とか、誰と誰がどのようにディスカッションしたか、など、アウトプットを出すまでの過程です。

ディスカッションしてきました、と聞いてはいたものの、よくよく聞くと、そのテーマには適任ではない人とディスカッションしているケースもあります。

【アウトプットを疑う】

インプットとプロセスが正しければ、アウトプットはほぼ正しいのですが、最後に念のため確認が必要です。

伝えたいことがアウトプットとして盛り込まれているか、確認しましょう。例えば、A案かB案のどちらかに決めてもらうための資料なのに、2つの案の内容の報告にとどまっているという資料だとしたら、目的を達成するための資料になっていません。

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この記事、クリティカルシンキングの重要さを書いた記事でまんまとハメられました。面白い記事でしたのでお読みください。

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