仕事の基本はきちんと学ぼう ~見よう見まねの我流はだめ~
最近、中堅レベルのメンバーを見ていてよく感じるのは、見よう見まね、先輩・上司のやり方を真似してきた、という人が多いということです。
例えばでいうと、資料作成です。
私がいまの環境に入って、最初に感じたのは「資料」がちょっと違う、でした。
私自身は、資料作成、ドキュメンテーションの勉強をしてきて、いわゆる「ビジネスドキュメンテーション」の知識とスキルを持っていますが、その知見・経験と見比べると違和感を感じる資料なのです。
で、さらに違和感を感じたのが、みんながそのような資料を作っているのです。
簡単にいうと、その組織の人達がお互いに見よう見まね、真似して資料を作り合っているので、ひとつのやり方として定着しているのだという結論に達しました。
独自性を持つことが悪いといっているのではありません。
世の中に広く浸透している、いわゆるビジネスドキュメンテーションの基礎を学ばずに、見よう見まねをしている点がダメだと思っています。
基礎、基本を知った上での独自のやりかた、特徴を出すというのはもちろん良いと思います。
ドキュメンテーションは一例です。
ロジカルシンキング、リーダーシップ、ネゴシエーション、技術スキルなど、まずは基本を学びましょう。 学び方は研修や本があります。ちなみに私は「本」派です。
私の机には、何冊も本をおいています。私自身はもうあまり読まない本ばかりですが、「本を読もう!」という若手・中堅向けのメッセージとしておいています。
それを見て刺激を受ける人が何人かでもいれば、と。
私のおすすめの本を紹介した記事リンクを貼っておきます。ご参考になれば。