集中セッションのススメ
とある、重要なプロジェクトが12月に次の局面に進んだので、その局面の最初に3日間の集中セッションを行いました。 その局面を進めるにあたっての、最初の基本コンセプトづくり、方針策定等々がテーマでした。
なおかつ、このセッションは外部のレンタル会議室を借りて実施しました。
まず結果からいうと、とてもいいセッションとなりました。その理由がいくつかありますので、今回はそのことについて書いてみたいと思います。
外部会議室でやることのメリット
今回は、普段のオフィスを離れて、あえて外部の会議室をつかいました。 これは環境を変えることで、いつもとは違うことを集中しておこなう、という雰囲気づくりのためです。 これはとても大切で、参加者の意識を集中させるためでも有効でした。 また、セッションへの参加者だけがこの会議室に集まるので、普段発生する仕事の横ヤリがまったく入ってきません。
もうひとつこだわったポイントがあります。
それは、おしゃれな会議室にしたことです。ネットでさがすとThe会議室というものがたくさん出てきますが、今回は、カジュアルな雰囲気のレンタル会議室でソファーもついてるようなところにしました。
これも効果的でした。みんなの発想が広がったと思います。自由に、広く発想できたと実感として思っています。
ロケーションは大阪ですが紹介しておきます。
セッションの効果ー①
まず本来の目的であったコンセプトづくり、方針作りは予定どおりできました。効果としては、これらが短期間でできたと言うことです。
いつものオフィスで普通にやっていたら、もっと日数がかかっていたはずです。理由はいくつかあります。何かしらの要因 (別の会議とか)でメンバーが揃わなかったり、とか、結局横ヤリが入ってきて集中できない、とかです。
3日間でここまで作れたのは充分、というものができました。
セッションの効果ー②
もうひとつの効果は副次的な効果です。
メンバーの意識が高まったことと、チーム力が向上したことです。
いつも以上にみんながまとまって作り上げたおかげでこのような効果が生まれました。これは、この先のプロジェクト運営にとってとても良いものとなります。
実は、副次的とはいいつつも、最初から狙っていた効果です。
ラフな雰囲気作りが大切
このようなセッションを行うときは、ラフな雰囲気作りをするのが最大のポイントとなります。いわゆるブレストと一緒です。
まず、服装。できればスーツでなく、カジュアルで集まった方がいいです。 あとは、お菓子を用意しておくこと。タリーズなどのコーヒーポットもあると最高です。
そして、最終日は午後の早めに切り上げるようなタイムスケジュールにしておくといいです。
この集中セッション、本当に真面目にやるとめちゃくちゃ疲れます。最終日まで夜遅くやるよりも、明るい時間に「終わったぁ~」と終われるのが理想です。
そのためには、セッション中のタイムマネジメントがポイントになります。今回であれば、1,2日目は当初のスケジュールよりも進まなかったので、予定を延ばして夜まで実施しました。その結果、最終日は明るい時間に予定通り終了できて、みんな晴れやかな気持ちで、気持ちよく解散することができました。
こういった外部環境での集中セッションはとても効果があります。何かの重要なポイントで実施してみるといいと思います。