自分の仕事を振り返ることが『成長』につながる
研修やセミナーを受講したり、書籍を読んだり、先輩のやり方を真似をしたり、と自分の成長へのアプローチはたくさんあります。
それらのどのアプローチをとろうが、包括的に必要なアプローチが『振り返り』だと思っています。
振り返るとは、自分がやった仕事がどうだったかを評価することです。 それは、いいも悪いもどちらも評価するということです。
その仕事がダメだったら、なぜダメだったのか、どうすればよかったのか。
その仕事がうまくいったのならば、なぜうまくいったのか、もっと良くするにはどうすればいいのか。
と考えることが重要です。
当たり前のように思えると思いますが、これを普段の仕事の中で実践できている人はそれほど多くないのではないでしょうか?
今日一日の仕事を振り返ってみる、とか、会議が終わったらその会議のファシリテートを振り返ってみるなど。
振り返る単位は様々です。
細かい単位での振り返りもありますし、年間を通しての振り返りもありますし、とあるタスクが終わったらそのタイミングでの振り返りもあります。
つまりPDCAのようなものですが、私の中ではPDCAはちょっと仰々しく、PDCAをやるにはそれなりのお作法もあると思っています。 ですが、振り返りはいわば簡易的にPDCAをやるようなものです。
学生時代の勉強になぞらえるなら、『復習』です。そういうとよりピンとくるかもしれません。
復習が大事と先生は口酸っぱく言っていましたが、なかなか復習ってみんながみんなできるものではなかったと思います。私自身、そのクチでした。
この『振り返り(復習)』をどれだけやるかが、成長曲線の傾きに影響すると思います。
なお、PDCAについてはこちらの記事に書いていますので、よろしければお読みください。