『教える』ことは自分の成長につながる 〜中堅以上になったら『教える』べき

若いうちは、自分が学ぶことの方が大切ですが、自分に後輩ができはじめたら『教える』ということをした方がいいです。
それも、できればラフな雑談ベースではなく、きちんと教える形態の方がいいです。

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なぜなら、きちんと教えるならば、自分がきちんと調べて整理しないといけないからです。

私自身、数年前、自分のチーム育成のために毎日朝会で3か月くらいかけてスキルレクチャーをしました。 その時に、
- 間違ったことは教えてはいけない
- 客観的に説明しないといけない
と思い、改めていろいろなことを調べ直しました。

これまで本で読んだり、研修で学んで実践していたことも人に『教える』となると、きちんと調べないといけません。

もちろん肌感覚でやっていたこともありましたが、 それらも改めて整理することで学びの振り返りになりました。

そして、複合的な絡みがあるという発見もしばしばありました。

この『調べる』行為がとても大切で、自分のステップアップにつながるのです。

ここでの注意点は、我流を教えてはダメ、ということです。

ビジネススキルもスポーツと同じで、 理屈で基礎を学び、実践を通すことで体が自然と反応するようになります。

そうなったところで、人に教えることで改めて理屈の基礎を振り返ることができます。

それが自分のためなります。

自分がデキる、というエリアが出来てきたら教えるということしてみましょう。 自分の成長につながります。

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