今、自分の仕事にストレスを感じていないなら、それは自分が成長していないということ

私は若いころから『つま先で背伸びをして足がつるくらいの仕事がしたい』とずっと上司に言っていました。

自分のそのときに持っているスキル・実力よりもさらに頑張らないとできない仕事を求めていました。

背伸びをするレベルではなく、つま先で立って足がつるくらいの限界のレベルです。

IBM CEOのGinni Romettyの言葉を借りると、

Growth and comfort do not coexist.
(成長と快適さは共存しない)

です。

あなたの今の仕事は快適でしょうか?何の苦もなく進めているでしょうか?楽ですか?

もしそうであれば、それは成長をしていないということだと思います。それほど深く考えず、これまでやってきたやり方でやれている、という状況でしょう。

すなわちそれは、今持っている実力の範囲内での仕事をしている、ということだと思います。

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『成長する』とは何でしょう?

それは、今の自分ができないことをできるようになることです。

そのためには、今の自分にとってチャレンジをしていかないといけない、ということです。チャレンジをする、ということは何かしらのストレスがかかるということになります。

「できるかな?」

という不安にも駆られ、

「できなかったどうなるのだろう?」

という焦燥感にも苛まれます。

ですが、この経験を踏まない限りは成長はありません。

最近では、ワーク・ライフ・バランスという言葉がメジャーになってきていて、仕事とプライベートのバランスが重要視されています。極力、残業をせずにアフター5も充実させよう!という風潮もあります。

私はこれには半分賛成で半分反対です。

ワーク・ライフ・バランスという言葉が出るときの多くは、労働時間とプライベートの時間が天秤にかけられます。

ですが、私は仕事は時間で測るものではないと思っています。

ただ、これは人それぞれの価値観なので、どちらがいいとか悪いとかを言っているわけではありません。

それなりに仕事を頑張ろうと思っているならば、時間を尺度にしないほうがいいと思います。

私の場合、平日はほとんど家族に会ってません。夜、家に帰るのは24時前後なので夜は会えず、顔を合わせるのは、朝の20分位です。

ですが逆に、休日はよっぽどのことがない限りは仕事をしません。休日は自分と家族のプライベートの時間と決めています。

これは時間のバランスではなく、メンタル的なバランスです。

何のために仕事をしているか、というと、多くの場合は飯を食うためです。その飯を食うための仕事の時間とプライベートの時間で時間的なバランスを取るということは両立しないと思っています。

そして、どうせ人生の多くの時間を仕事に費やさないといけないのであるならば、前を向いて、上を向いて仕事をしたいものです。

Growth and comfort do not coexist.

成長を目指すのならば、ぜひ心に止めておきたい言葉です。

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