強いチームを作るには「育成」が必ず必要

f:id:vekitomo-0:20170706134847j:plain:w300

ここ最近、『育成』ということに力をいれています。

仕事が落ち着きつつあり余裕がでてきたこともあり、また、プロジェクトの次の局面に向けての準備をしないといけないこともあり、配下のチームのリーダーやリーダー候補を育成しています。

より自立した、より成熟したチームを作ることがリーダーの仕事だと思っています。

私の理想とするリーダー像は「暇であること」です。

チームを育てて、チームが自立すればリーダーは不要となります。それが究極の姿で、そのようなチームを作ることがリーダーの仕事のひとつです。

育成のポイントは?

では、育成するにあたってのポイントは何でしょうか?

私が意識しているのは、

  • 我流ではなく、基本を教えること
  • 座学を教えたら、実地訓練をさせる

の2点です。

1点目について。自分が慣れ親しんだやり方や、自分なりに習得した自分のスタイルから教えてはダメだと思います。
まずは、基本。教科書に書いているお作法を学ばせましょう。業界、職種によって、その仕事の基本的なやり方があります。
その基本を知らずして、オリジナルのお作法を習得しても、先々困ることになるからです。

そして、実地訓練をさせる。
やはり、学んだことは実践しないと身につきません。自分なりのやり方にカスタマイズする前に、まずは教科書どおりのやり方で実践させることが大切です。 そして、何回も何回も繰り返し実践することが必要です。
できないと、なぜかすぐに諦めてしまう人が多いと思います。

ビジネススキルの習得はスポーツと同じ

私はゴルフはしませんが、社会人になってゴルフを始める人は多いと思います。

そのような人たちは、

  • まず、本などで基本技術を学び
  • 打ちっ放し場で練習をし
  • コースにでて実践する

という努力をしています。

そして、なかなか上手くならないので、このサイクルを繰り返します。

ゴルフに限らず、スポーツはみな同じです。

そして、ビジネススキルも同じです。
ですが、ビジネススキルとなると、このように繰り返し鍛錬する、ということがなかなか行われません。

セミナーや研修に出たけど身につかなかった、役に立たなかった。ビジネス書を読んでみたけど、実際には使えなかった。などなど。 あたかも、セミナー、研修、本がイケてないことが悪いかのようなコメントを聞くことが多いです。

仕事のスキルも繰り返しの鍛錬が必要です。地道ですが、それしかないと思っています。

育成するときには繰り返し実践させましょう。
また、自分が成長するためにも自分も実践を繰り返しましょう。