やさしいだけでは荒海は乗り切れない 〜成果の出ないリーダーの3つのパターン

下のメンバーからすると、やさしくて相談に乗ってくれるリーダーは嬉しいものです。

でも、自分がこの船の船長だったとしたら、船員にとって優しい船長でいられるでしょうか?

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リーダーとは、チームとして成果を上げることがミッションです。

そして、大きな成果をあげようとするときには、基本的には困難な状況に立ち向かわなければいけません。

なんの変哲もない、普通の状況であれば、優しいスタンスのリーダーシップでチームを率いることはできます。

でも、成果を上げる、とするならば、それだけではダメです。

ある一定以上の成果を出せないリーダーは次のようなパターンに陥りがちです。

メンバーの意見を聞き過ぎてしまう

ちょっとトラブったり、ハードルの高いゴールに向かおうとするとメンバーから『不平不満』が出てきます。 こんなスケジュールではできません。こんなのは無理です。 『メンバーの意見を聞くこと』というスタイルが前面に出過ぎると動けなくなります。

メンバーに「やらせる」ことができない メンバーに『やってもらう』と、『やらせる』という2つのスタンスがあります。 仕事はメンバーに『やってもらうもの』というのは理想的ではあります。 ですが、『やらせる』というスタンスも使わないと難局は乗り切れません。

メンバーに嫌われたくないと思っている

難局を乗り越えるためには、メンバーに指示を強いないとならない時もありますし、報告を却下しないといけないこともあります。 もちろん嫌われることを望んではいませんが、リーダーということを仕事にしているならば、嫌われることも覚悟しておかないといけません。 優しいのも必要ですが、厳しく律することもリーダーの仕事のひとつです。

リーダーは仕事と思って割り切るべし

プログラミングのスキルや、営業スキルなどと同じようにリーダーシップというのはスキルのひとつです。

なので、「自分は性格的にメンバーに厳しくすることができない」というように思ってはいけません。 仕事に必要なスキルとして割り切って、スキルアップに研鑽しなければいけません。