仕事には『やりきる力』というスキルも必要
いくら頭脳明晰で、いくらリーダーシップがあっても、この『やりきる力』というものがなければ仕事で成果を出すことはできないと思っています。
やりきる力には2つあります。
ひとつは、難しいこと、難局を乗り越える力です。 難局になると、それを突破するのにものすごく負荷がかかります。精神的にも負荷がかかります。いろいろな負荷を打破しなければやりきることができません。 途中で負けそうなときに、諦めてしまっては結果はでません。
もうひとつは、続ける、ということです。
タスクを立ち上げたり、課題解決に着手したはいいけど、途中であいまいになったりするケースが散見されます。
いわゆる「尻切れトンボ」状態です。
こういった人たちは、ものごとを継続する、ということが苦手タイプが多いです。
逆に、一瞬の対応や、火事場のなんとかというのは得意だったりします。
どちらがいいとか、そういうものではありません。継続しなくてはいけないのです。
仕事はやはり成果につながらなくては、評価の対象になりません。
ロジカル・シンキングや仮説思考、テクニカルスキル、リーダーシップ、マネジメントと同じように、『やりきる力』というものも大切です。