なぜ人を育てると自分も成長するのか?
だーいぶ前の記事に、「人を育てると自分も成長する」というのを書いていたことを、ふと思い出しました。
なぜ、ふと思い出したかというと。今、仕事術セミナーの資料を作っていまして、いろいろ試行錯誤をしている中で思い出したのです。
「そういえば、こんなこと書いてたなぁ」と。
そして、今回は「なんで人に教えてると、自分が成長するのだろう?」と考えてみました。
2点あると思いました。
①曖昧に身についているものは、あらためて調べ直すから
人は誰しも、すべてのスキルを明確にブレなく理解して実践しているわけではありません。
学んだものをなんとなく実践している場合もありますし、基礎は学んだけど、その後は臭いと勘でやっている場合もあります。
それらを人に教えるには、体系だったものとして整理をしなおさなければいけません。
そのプロセスを経ることで、自分の理解が正しくより深まるのだと思います。
②教えるからには自分が実践しておかないといけないから
自分ができもしないことは教えられないですよね。
つまり、教えようとすることは自分が実践できてないといけないものです。
ということは、自分がちょっとあいまいに実践していたことも、人に教えるとなるとそれなりのレベルに引き上げないといけません。
すなわち、成長をする、ということなのです。
自分のチームや自分の周りに若手が来たら、積極的に「育てる」というアプローチを取るといいと思います。