仕事には必ず締め切り(期限/デッドライン)を設ける
「例の件、どうなった?」
「あぁ、あれはAさんにお願いしました。」
「いつまでにやってくれるの?」
「そうですね、期限は切っていないのでよく分かりません。」
意外にもよく聞かれる会話です。
仕事には必ず期限を切らなければいけません。
期限を切ることの2つのメリット
①チームの仕事が速くなる
期限を切らなかったら、担当メンバーのできるタイミングでしか仕事は終わりません。 それが来週かもしれないですし、2週間後かもしれません。
今週中にやってくれ、と期限をきればその仕事は今週中に片付きます。 そうすれば、チームとして他の仕事に取り掛かれます。
②メンバーが育つ
期限を切られると、担当メンバーは当然苦しくなります。期限までになんとしても終わらせないといけないからです。 当然、仕事はそれだけでなく、他の仕事も持っています。
そういった状況の中で期限内に仕事を終わらせるには、工夫をしなければいけません。 その工夫こそが人を成長させるものです。
できる範囲でできることしかやらないと、成長はまったくしません。
なぜ期限を切れないのか
とはいっても、期限を切りにくいと思っている人が多いのではないでしょうか?
その理由は、人に仕事をお願いしておきながら、「いつまでに」というのが言いにくいからだと思います。
その人が他にも仕事を抱えているのも分かっているし、こちらの希望だけを伝えるのに抵抗があるのです。
その感覚を持つことは正しいと思います。
ですが、
「期限を切ることも仕事のうち」
と思って期限を切るようにしましょう。
チームの仕事が速くなりますし、メンバーも成長します。