『殿様』タイプのリーダーと『武将』タイプのリーダー
最近、いろいろなリーダーを見ていて、『殿様』タイプのリーダーと『武将』タイプのリーダーがいるなぁ、と思うようになりました。
『殿様』タイプのリーダーとは
お城の天守閣に座っていて、下々の様子を見ている。 ときおり家来が報告に来る程度で、自分からはあまり積極的には動かない。
俺はリーダーだ、上司だ。仕事は自分たちで考えてやれ、報告はちゃんとあげるように。というタイプです。
個人的な印象だと、このタイプの方が多いような気がします。
このタイプだと、一定のレベルのチームまではできると思います。一定のレベルというのは、特に問題もなく、ほおっておいても進むようなチームです。
つまり、リーダーはいてもいなくてもいいのです。
ひとたび問題が発生すると、リーダーには解決能力がないので、部下にプレッシャーをかけるだけで、結局はチームとして成果はでません。
『武将』タイプのリーダーとは
一方、武将タイプは戦いに備えて、軍を整備し、有能な人材を適材適所に配置し、それぞれの部隊を訓練させる。
戦いに挑む前に、戦力をあげ、戦略を立てていく。
いざ戦いとなれば、自分は本陣に構えてあとは、現場のメンバーに指揮・判断を任せる。
戦いでの自分の役割は、情勢の大局を見て、大きな判断をするのみ。
『武将』タイプのリーダーを目指そう
私は、『武将』タイプのリーダーを目指すべきだと思っています。
どんなチームであれ、どんな課題があろうとも成果を出すには『武将』タイプでないとダメだと思います。
リーダー自らがチームを作り、リードする。下に任すところは下に任せるが、重要なポイントではリーダー自らがリードし、判断する。
『武将』タイプのリーダーに必要なポイントはまた別の記事で書きたいと思います。