「やってもらう」と「やらせる」 どちらも使い分けよう
リーダーとなれば、自分のチームのメンバーに仕事をやってもらわない限りはチームの成果はでません。
そして、メンバーに仕事をやってもらうのには2つの方法があります。
- やってもらう
- やらせる
です。
状況によってどちらも使い分けられるようにしておきましょう。
やってもらう
メンバーに「やっていただく」という表現を使う人もいます。 望むべくは、どんな状況でもこの気持でメンバーに仕事をやってもらいたいものです。
仕事を「やってもらう」というのは、私の経験では、あまり波風立たない巡航運行のチームでは成り立ちます。
どちらかというと、メンバーの方を立てているからです。
やらせる
とはいえ、そんな順風満帆な状況だけではありません。
いろいろなタスクが重なり、そして、期限が迫ったている。そんな状況では、メンバーに「やらせる」ということも必要です。
この提案書は明日の9:00までにお客さんに提出しないといけない、という状況で、まだ提案書ができていなかったら、徹夜をさせててでもやらないといけないこともあります。
場合によっては、そのメンバーのプライベートの予定を潰してでもやらないといけないこともあります。
それがリーダーの仕事です。 メンバーはメンバーの都合がありますが、いざというときは、「やらせる」ということも必要です。
これができなければ、チームとしての成果を上げることはできません。
ですが、これ一辺倒ではチームは崩れていきます。その後のフォローも必要です。
また、正直、「やらせる」のは気持ちがいいものではありません。できれば使いたくはないです。
どちらかだけに偏ってはいけません。状況を見て、バランスを取ることが大切です。