リーダーは「いま忙しいから後にして」といってはいけない
チームとして成果を出すことがリーダーの仕事です。
そのためには、チームを動かさなければいけません。
メンバーがリーダーのところに相談に来たときに、
『いま忙しいから後にして』
という言葉をときどき耳にします。
それは、リーダーとして仕事の優先度を間違っていると思います。
チームを動かすのがリーダーの仕事です。
メンバーが来たら、何よりもメンバーからの話を聞くことを最優先にしましょう。
メンバーからの話を聞くのを最優先にしなければいけない理由はふたつあります。
アイドル時間をなくす
まず、アイドル時間をなくすために、メンバーとの会話を最優先にしないといけません。
アイドル時間とは、何もしていない時間のことです。
このアイドル時間が長ければ長いほどチームの仕事は遅くなります。
相談を先送りにするとメンバー、部下の仕事が前に進みません。
相談に来たのには理由があるのです。
それを解消して前に進めてあげましょう。
それがチームが前に進むことにつながります。
アイドル時間については、こちらの記事をご覧ください。
メンバーからの門戸を開いておく
ふたつ目は、メンバーからの門戸を大きく開いておくためです。
リーダーとメンバー、上司と部下、関係はいろいろあると思いますが、メンバー、部下がリーダー、上司のところに相談しに行きやすい状況を作っておかないといけません。
相談に来たメンバーを、
「いまは忙しいからダメ」
と追い返してしまっては、次からはリーダーの仕事の様子を見ながら、
「いつ行っていいだろう」
と、考えさせてしまい、気軽にいける雰囲気ではなくなります。
メンバーが相談にくるということは、自分では判断のできないことや、承認をもらいたいことなどを持ってくるということです。
その門戸を狭くしてしまうと、チームの動きが遅くなり、チームの成果がでなくなってしまいます。
まとめ
チームの成果をだすならば、
- 「ミーティングに間に合わない」
- 「まさに今から外出するところ」
とか本当に時間のないときは別として、基本的にリーダーは「いま忙しいから後にして」と言ってはいけません。