デキるリーダーは宵越しのメールを残さない ~リーダーがボトルネックになってはならない
デキるリーダーはメールの処理も速いものです。
自分のメールの処理のスピードが、チームの仕事のスピードに直結していることを知っているからです。
メンバーからリーダーへのメールには、
- 報告
- 判断を仰ぐもの
- 相談
- 指示が必要なもの
などいろいろあります。
それらに対して、リーダーがメールで返信・指示を出さないとメンバーは動きません。
リーダーからの指示が1日遅くなると、その分だけメンバーの初動が遅れます。 また、チームの人数が多ければ多いほど、リーダーの指示の遅れはチームの成果に大きく影響します。
例えば、50人のチームだとしたら50人☓1日の仕事が遅れてしまうのです。
2日遅れたらその倍です。
リーダーはボトルネックになってはいけない
リーダーの動きが遅いチームは、例外なく成果を出せません。
リーダーがボトルネックとなり、メンバーが動き出せないからです。
チームが大きければ大きいほど、ボトルネックの影響は大きくなります。
いくらいいメンバーがそろっていてもダメなのです。
チームを動かす、ということはリーダーの大きな仕事です。
メンバーへのメールの返信・指示を滞りなくするようにしましょう。
ときどき、自分のメールが多すぎてさばき切れないことを自慢する人がいますが、そんなのは論外です。
その日のメールはその日のうちに ~宵越しのメールを残さない
というわけで、リーダーはその日のメールはその日のうちに処理をしなければなりません。
当然、すべてのメールが即座に対応できるものばかりではありませんが、まずは未読のままにしていてはダメです。
メールの内容が重く、判断に時間がかかるという場合もあると思います。
そのときはそのときで、その旨を伝えるべきです。
メンバーは、メールの返信がないと、そもそも読んでくれたかどうかすらわからず不安になります。
なので、リーダーは自分が帰るときには、未読メール、指示すべきメールを残さないようにしましょう。
なにも、チームの中で最後まで残れと言っているのではありません。
自分が帰るときに、残メールがないようにしましょう。
自分よりも遅く残っているメンバーは、そのメールによってアクションできるときもありますし、次の日の朝に自分よりも早く来たメンバーも同様です。
宵越しのメールを残してしまい、次の日に自分が出社してからそのメールを処理をすると、それはチームの遅れにつながります。
リーダーは必ず、宵越しのメールは残さないようにしましょう。
朝も、まずはメールチェックとメールの返信から
朝、出社すると、前日に自分が帰宅した後に発信されたメールが溜まっています。
まずは、メールをチェックしましょう。
朝はメールのチェックから、というメール術はよく読みますが、大切なのは、そのメールを読んだら、すぐに返信・指示をすることです。
読んだだけでは意味がありません。
メンバーが出社してからすぐに取り掛かることができるようにしておくことが重要です。
まとめ
今の時代、メールはとても影響力のあるビジネスツールです。
メールの使い方次第で、個人としてもチームとしても成果が左右されてしまうのです。
- リーダーはボトルネックになってはいけない
- 宵越しのメールを残さず、必ず返信・指示をしておくこと
- 朝はメールチェックをして、必ず返信・指示をしておくこと
メール術については、こちらの記事もどうぞ。