リーダーシップ

ダメなミーティングになってしまう3のパターン

以前の記事で、いいミーティングをするための6つのポイントを書きました。 vekitomo-0.hatenablog.jp 今回は、イマイチ成果につながらないダメな会議を引き起こす3つのパターンについて書きます。 ミーティングの目的・ゴールが共有されていない かなりの頻…

リーダーはマクロ・マネジメントとマイクロ・マネジメントのどちらも使おう

大きなレベルでチームをリード・管理することを『マクロ・マネジメント』、細かいレベルまで突っ込んでリード・管理することを『マイクロ・マネジメント』と呼びます。 リーダーは、どちらのパターンも使わないといけません。 まず基本はマクロ・マネジメン…

席替えはチームの成否を左右する重要な要素

私はリーダーとして、席替えはとても重要なことだと考えています。 どのチームをどこに配置するか、自分の周りに誰を配置するか、戦国時代の戦でいうと陣形を決めるものだと思います。 サッカーでいうとフォーメーションとポジションを決めることです。 これ…

リーダーはメンバーにチームの夢と目的を語ろう

「3人のレンガ職人」という有名な話があります。 自己啓発関連で本やネットを読んでいると、よく出てくるネタです。 ある旅人が小さな町の広場で同じ作業をしている3人のレンガ職人に出会います。 旅人が1人目のレンガ職人に 「あなたは何をしているのです…

『孫子』が説くリーダーの五つの条件

久しぶりに『孫子の兵法』の本を読み返しています。『孫子の兵法』に関する本はたくさん出ていますが、私が読んでいる本はこちらです。 孫子の兵法がわかる本―“生きる知恵”の最高のバイブル (知的生きかた文庫)作者: 守屋洋出版社/メーカー: 三笠書房発売日:…

管理者とは何をする人なのか?

何かの組織・チームのトップに位置する人を、 - リーダー - 管理者 - マネージャー などと呼んだりします。 リーダーシップとマネジメントの違いは、以前の記事で書きましたが、今回は管理者について書いてみます。 vekitomo-0.hatenablog.jp 管理者と呼ばれ…

人を育てると自分も成長する

『人を育てると自分も成長する』とは、よく言われることですが、やってみると、やはり本当にそう思いますね。 今、自分のプロジェクトにOJTメンバーが二人来ているので、そのふたりに他の若手メンバーも加えて、スキル育成プログラムを立ち上げようとしてい…

チームの成果がでないリーダーの3つのパターン

toyokeizai.net ちょっと前に、東洋経済にチームの仕事を早くする方法を書きました。 3つほど書きましたが、まあ、チームの仕事を速くするにはこれだけではなく、他にも多くの方法がありますので、追々、書いていきます。 今日は、この逆のパターン。チーム…

リーダーの究極の姿は暇であること

リーダーは忙しいもの、と思っている人もいます。 ですが、私が目指すリーダーの究極の姿は暇であること、です。 リーダーが暇である、ということはどういう状況なのでしょうか。 メンバーが自立して、自分で仕事をする、ということです。 逆に、リーダーが…

リーダーが決めないとチームは動かない

リーダーは決めるのが仕事です。 即断即決する 「あの人は全然決めてくれないよね」とリーダーを揶揄する声を聞いたことがあると思います。自らがそういうチームにいて苦労をした人も多いことでしょう。 残念なことに、世の中には物事を決めないリーダーが数…

リーダーにおすすめの本 ~アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方

今日は、『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』という本を紹介します。 ガラにもなくかなり心打たれた、リーダー向けの本です。 タイトルからして、ビジネスに役立つかどうかよく分かりませんでしたが、Amazonの書評を見るとかなりの高評価だっ…

強いチームを作るためにはハードルを下げてはいけない

先日、東洋経済オンラインに寄稿した記事の中で、 部下のモンキーは背負ってはいけない と書きました。 toyokeizai.net その記事の中で、 私はメンバーが 「どうしたらいいですか」 と聞いてきたときには、必ず 「どうしたらいいと思う?」 とおうむ返しで返…

リーダーは「いま忙しいから後にして」といってはいけない

チームとして成果を出すことがリーダーの仕事です。 そのためには、チームを動かさなければいけません。 メンバーがリーダーのところに相談に来たときに、 『いま忙しいから後にして』 という言葉をときどき耳にします。 それは、リーダーとして仕事の優先度…

リーダーとして心揺さぶられたおすすめの本

ザ・ボディショップ、スターバックスでCEOを務めた岩田 松雄さんの「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」です。 「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方作者: 岩田松雄出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2012/10/09メ…

メンバーに与えた時間とカネは返ってこない・・・ ~パーキンソンの法則

年末に全国で行われている工事、これって何のためかというと、余った予算を使い切るためです。 (必ずしもこれが正解かどうかは分かりませんが、この記事ではその正解を追求するのが目的ではないのでその議論は割愛します。) これに対して多くの人は、カネ…

コミュニケーション・ミスは発信側に責任がある

システム開発を風刺した絵があります。 業界人にとってはわりと有名な絵です。 この絵から読み取れることはたくさんありますが、 私はこの絵を、コミュニケーションの大切さを教えるときにつかっています。 仕事をするときは、必ずコミュニケーションが発生…

仕事のオン/オフから学ぶグローバルコミュニケーションの大事なポイント

カレンダー通りの仕事の人は、今日から連休ですね。 がっつり休む人もいるでしょう。 休むときは休んでリフレッシュしたいものですね。 さて、仕事のオンとオフに対する考え方ですが、やはり国によってそれぞれ違います。 今回の記事では、仕事のオンとオフ…

新任リーダーに必ず読んでもらいたい一冊の本 ~モンキーの本

1分間マネジャーの時間管理 ~働きすぎを解消する仕事のさばき方 1分間マネジャーの時間管理 (フェニックスシリーズ)作者: ケン・ブランチャード,ウィリアム・オンケンJr,ハル・バローズ出版社/メーカー: パンローリング発売日: 2013/02/16メディア: 単行本…

コピー用紙とカラーペンでコミュニケーション・ロスをなくす『ワザ』

私は、机の上にコピー用紙の束とカラーペンを置いています。 コミュニケーションロスをなくし、確実に仕事をするためです。 議論が空中戦になり、 時間が経てども議論がかみ合わない 口頭で作業指示をしたが、 3日後に期待していたものと全く違うものが出て…

「席に戻ったら来てください」というタイトルのメールで時間のロスをなくすテク

メンバーに口頭で何かを確認したい、何かを指示したいときに、そのメンバーが席にいない、ということは多くありますね。 そんなとき、私は 「席に戻ったら来てください」 というタイトルだけのメールを送ります。 そうすると、メンバーが席に戻ってそのメー…

チームの仕事のスピードをあげる3つのテクニック

チーム全体の仕事を速くするために、何か工夫はしていますか? メンバーを育成して個々人のパフォーマンスをあげて、チームのスピードをあげることはもちろん素晴らしいですが、即効性という意味ではなかなか時間がかかってしまいます。 今回は、チームの仕…

仕事の速さには3つの要素がある ~個人の速さ・チームの速さ・段取りによる速さ

仕事の速さ(生産性)とは システム開発の世界では、「生産性」という言葉で仕事の速さを表します。 わりと一般的な言葉だとは思いますが、どこまで一般的かわからないので、ここでは「仕事の速さ」という表現で生産性について語ります。 「仕事の速さ」とは…

デキるリーダーは宵越しのメールを残さない ~リーダーがボトルネックになってはならない

デキるリーダーはメールの処理も速いものです。 自分のメールの処理のスピードが、チームの仕事のスピードに直結していることを知っているからです。 メンバーからリーダーへのメールには、 報告 判断を仰ぐもの 相談 指示が必要なもの などいろいろあります…

デキるリーダーはリーダーシップとマネジメントを使い分けている

リーダーシップとマネジメントを意識して使い分けていますか? リーダーシップとマネジメントは全く異なるスキルです。私がみてきたなかでも、デキるリーダーはその2つを明確に意識して使い分けています。 まず、ここで「リーダー」と書きましたが、世の中に…