何のために多くを犠牲にしているのだろうか?

今のプロジェクトのゴールがなんとなく見えてきたので、先週あたりにチームのモチベーション向上のプレゼンを行いました。サービスインに向けて、最後の一息頑張ろう!と。

その中で次のような話をしました。

何のために多くを犠牲にしているのか?

私のプロジェクトは、いまではサービスインも見えてきたのでかなり落ち着いてきていますが、ちょっと前までは超炎上プロジェクトで、夜遅くまで働くことも多く、週末も潰すことも多々ありました。

この↑言葉は、そのような辛い時期を乗り切ってきたメンバーへの投げかけの言葉です。

何のために多くを犠牲にしてきたのでしょうか?

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  • プロジェクトのため?

  • 会社のため?

  • 社会のため?

  • 家族のため?

これは人によってそれぞれ違うと思います。家族のために頑張った人もいれば、会社やプロジェクトのために頑張ってきた人もいるでしょう。

そして、どれかひとつだけではなく、いくつかのために頑張ってきて、そのバランスがそれぞれの人で違うのだと思います。

ですが、私がメンバーへメッセージしたのは、

自分のためであって欲しい

ということです。

いろいろなことを犠牲にして頑張ってきたことが、最後の最後は『自分のため』であって欲しい、という思いです。

自分のスキルアップ、自分のキャリアアップ、自分へのチャレンジ。

会社や家族のために頑張ってきたとしても、自分にとって何も残らないのであれば、自分にとってハッピーではないと思います。

どんな仕事で、どんな厳しい状況であれ、そこに身を置いたなら、自分のためになるようにチャレンジして欲しいと思っています。

会社やプロジェクトに貢献せよ、と言われるかもしれませんが、その結果、自分に何も残らなければ意味はないと思っています。

ぜひ自分のために、多くのチャレンジをしましょう。

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強いチームを作るには「育成」が必ず必要

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ここ最近、『育成』ということに力をいれています。

仕事が落ち着きつつあり余裕がでてきたこともあり、また、プロジェクトの次の局面に向けての準備をしないといけないこともあり、配下のチームのリーダーやリーダー候補を育成しています。

より自立した、より成熟したチームを作ることがリーダーの仕事だと思っています。

私の理想とするリーダー像は「暇であること」です。

チームを育てて、チームが自立すればリーダーは不要となります。それが究極の姿で、そのようなチームを作ることがリーダーの仕事のひとつです。

育成のポイントは?

では、育成するにあたってのポイントは何でしょうか?

私が意識しているのは、

  • 我流ではなく、基本を教えること
  • 座学を教えたら、実地訓練をさせる

の2点です。

1点目について。自分が慣れ親しんだやり方や、自分なりに習得した自分のスタイルから教えてはダメだと思います。
まずは、基本。教科書に書いているお作法を学ばせましょう。業界、職種によって、その仕事の基本的なやり方があります。
その基本を知らずして、オリジナルのお作法を習得しても、先々困ることになるからです。

そして、実地訓練をさせる。
やはり、学んだことは実践しないと身につきません。自分なりのやり方にカスタマイズする前に、まずは教科書どおりのやり方で実践させることが大切です。 そして、何回も何回も繰り返し実践することが必要です。
できないと、なぜかすぐに諦めてしまう人が多いと思います。

ビジネススキルの習得はスポーツと同じ

私はゴルフはしませんが、社会人になってゴルフを始める人は多いと思います。

そのような人たちは、

  • まず、本などで基本技術を学び
  • 打ちっ放し場で練習をし
  • コースにでて実践する

という努力をしています。

そして、なかなか上手くならないので、このサイクルを繰り返します。

ゴルフに限らず、スポーツはみな同じです。

そして、ビジネススキルも同じです。
ですが、ビジネススキルとなると、このように繰り返し鍛錬する、ということがなかなか行われません。

セミナーや研修に出たけど身につかなかった、役に立たなかった。ビジネス書を読んでみたけど、実際には使えなかった。などなど。 あたかも、セミナー、研修、本がイケてないことが悪いかのようなコメントを聞くことが多いです。

仕事のスキルも繰り返しの鍛錬が必要です。地道ですが、それしかないと思っています。

育成するときには繰り返し実践させましょう。
また、自分が成長するためにも自分も実践を繰り返しましょう。

仕事のアウトプットは次の仕事のインプットである 〜先のことを考えて仕事をしよう

仕事をするとは何かをアウトプットすることです。そして、それには必ずインプットがあります。

システム開発の世界では「IPO」という言葉があります。 Input → Process → Outputの3つの頭文字を取ったものです。

仕事も同じです。Inputとなるものがあり、仕事をすることでOutputがうまれます。イメージにするとこのような感じです。

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そして、Outputは次の仕事のInputになります。ちなみに、システムはIPO(Input→Process→Output)の膨大な組み合わせで成り立っています。

仕事も同じでしょう。何かの仕事のアウトプットが、ずっと先の他の仕事につながっていきます。

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つまり、何が大切なのでしょうか。 今の目の前の仕事が次のインプットになるということを意識しましょう。そうすると、自ずと、どのレベルでどれくらいのものをアウトプットすればいいかが分かるはずです。

次の仕事のインプットとして適切なレベルであることが、ムダなく仕事をすることになります。 過度に力を入れすぎたものを作ってしまうと、ムダに時間と体力をかけたことになり、逆に、不十分なものをアウトプットしてしまうと、次の仕事に負荷がかかってしまいます。

次の仕事のひとはお客様

私が若い頃に先輩に言われたことです。自分の次に仕事をするひとを「お客様」と思って仕事をしろ、と。

そうすれば、粗雑な仕事はしなくなるはずです。

また、仕事でひとのことを気づかう、ということは、意外と大切なことだと思います。 自分がどうすれば、他の人が楽になるか、とか、仕事がやりやすくなるか、ということに気づかいができるひとは、いい仕事をする人が多い気がします。

仕事はIPOが連なっていくものです。このような気持ちをもって仕事ができるメンバーが多いチームは良い成果を出していくでしょう。

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