Excel術カテゴリー始めました♪
Excelに関する記事もいくつかたまってきたので、Excel術をまとめたカテゴリーを作りました。
Excelのテクニックもこのブログにどんどん書きたいとは思ってはいるのですが、 いかんせん、Excelの操作を文章にするのが面倒くさく、かつ、操作イメージをキャプチャーに取るのがさらに面倒なので、二の足を踏んでしまいます。
まあ、でも、おいおいと書いていきたいと思います。
今日は、Excel術のカテゴリーを作りました、というお知らせです。
おかげさまで重版しました
5/20に発売されました書籍が、今週に重版が決定しました。1ヶ月経たずに重版されました。
- 作者: 木部智之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/05/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
まじめに体力かけて書いたものですので、多くの方に読んでいただいていることはうれしい限りです。
こちらのブログ、最近、更新頻度が週2~3となってしまってますが、多くの方に読んでいただいているので、出来る限りupしていきたいと思います。
書評もいただいています
eliesbook.co.jp ビジネスブックマラソンで取り上げていただきました。なかなかの好評コメントでうれしいです。
ビジネスの達人がこっそり教えてくれる『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』:マインドマップ的読書感想文
マインドマップ的読書感想文でも取り上げていただいています。
書評の中で私が逆に気になった点は、「ミーティング中にメールを送る」について、『ミーティング中にメールを送る、という行為が、一般的に許されるのかどうか分からないのですが、外資系ではフツウに「アリ」っぽいです。』と書かれていたところですね。
外資でなくても大丈夫な会社はあると思いますが、こういうのが外資っぽいと見られるのかな、と思いました。
mayu-banzai.hatenablog.com
東洋経済オンラインの記事をまとめて書籍に、とコメントいただいていますが、一応、補足させていただくと逆で、書籍の内容を少し東洋経済オンラインに掲載している、という感じです。
書籍に書く内容は、できるだけブログにも書かないようにしました。
いずれにせよ、東洋経済オンラインの記事も読まれていたことに驚きました。ありがとうございます。
他にもAmazonコメントなどみると、読む人によって感じること・感じるポイントがそれぞれなんだなぁ、と思い、勉強になります。
仕事術セミナーを開催します
7/9にセミナーを開催します。書籍では、仕事を速くするためのテクニック的なことを中心に書いていますが、セミナーでは、ビジネスパーソンに必要な仕事のアプローチについて、ロジカル・シンキングの思考法を中心に行う予定です。コンテンツは鋭意作成中です。
デザイン思考(Design Thinking)とは何? を簡単にまとめてみた
最近、デザイン思考(デザインシンキング)の勉強をしたのでちょっと書いてみたいと思います。
ちょっと前?だいぶ前?から目にするようにはなっていましたが、その先には進まないままでした。
今回、ちょっとしたことがきっかけでデザイン・シンキングを勉強したので、自分の整理のためにもまとめておこうと思います。
ここでは、デザイン・シンキングの内容を書いてもしょうがないので、私の解釈を中心に書きたいと思います。
デザイン・シンキングって何?というのが知りたい場合は、Webや書籍を読んでみてください。
ちなみに私が読んだ本こちらです。デザイン思考に初めて触れましが、初心者には読みやすく理解もしやすく、初めて読むのにいい本だと思います。
デザイン思考とは~~
まず、ひと言でサマると、
イノベーションを生み出すために、卓越したデザイナー思考法を活用すること
とのことです。
???ですが、これを分解すると2つのキーワードが抽出されます。
ひとつは、『イノベーション』、そしてもう一つは『デザイナー思考』です。
まず、デザイン・シンキングの一番の目的は、イノベーションを生み出すこと、です。
これは、従来のロジカル・シンキングでは限界があり、それを打開するのがデザイナーの思考法、デザイン・シンキングであると言っています。
では、デザインシンキングとは何か?
私が解釈したポイントは3つです。
- 顧客視点でものごとを考えること
- アイディアを発散し、収束させる
- プロトタイプを作り、早く可視化して、改良を重ねる
顧客視点でものごとを考えること
仕事は常に顧客視点で、と言われますが、それをより強く言っています。さらにいうと、名詞で語るのではなく、動詞で語ろうと。顧客の動きに着目して、本当に顧客が欲しているニーズを見つけよう、というのがポイントです。
では、これは目新しいか?私はそうは思いませんでした。
視野・視座・視点を切り替えることができるのであれば、それがすなわち顧客の立場に立って考えることがだと思うからです。
アイディアを発散し、収束させる
アイディアをたくさん出すことが重要とのことです。たしかにそうだと思います。ですが、そのアプローチはすでに存在しているブレストだったりしています。逆に、アイディアを収束させて、具体的なアクションにする部分の既存のアプローチを使っています。
すなわち、これらはこれまでのロジカル・シンキングの世界で使っているものです。
プロトタイプを作り、早く可視化して、改良を重ねる
デザイン・シンキングでは、早くプロトタイプを作り、改良を重ねることで、早く市場へ出していくことができると言っています。
これも、これまであったアプローチで、システム開発の世界ではアジャイル開発と呼ばれていたりもしますし、プロトタイプを作ってそれを改良していくのは、よくやっていることだと思います。
イノベーションを起こすには~~
顧客視点で物を見て、アイディアを出して、プロトタイプを作る、というのがざっくりしたイノベーションを起こすアプローチと言っています。
ですが、イノベーションはそんなに簡単には起きない、その理由のひとつは大企業病にあると言っています。大企業では、ビジネスパーソンがリスクを取って博打を打つことができないので、イノベーションが起こりにくいということです。イノベーションのジレンマチックなことです。
なので、チャレンジを恐れずトライしていきましょう、と言っています。
最後は気持ちの問題にとなっています。
つまるところ何なのか?
ちょっとネガティブな解釈が多くなってしまいましたが、つまるところ何なのか、というところですが、次のように解釈を整理しました。
デザイン・シンキングは、
- 『イノベーションを起こすこと』が目的であり
- そのアプローチは既存のアプローチの組み合わせである
- 顧客視点で、アイディアを発散・収束し、早くプロトタイプを作ること
- リスクを恐れず、イノベーションにチャレンジすること
である。
デザイン・シンキングが、ロジカル・シンキングの取って代わるものではないです。 新しいアプローチのひとつとして、このアプローチも使えるようになっておけばいいと思います。
セミナーを開催します
7/9にセミナーを開催します。書籍では、仕事を速くするためのテクニック的なことを中心に書いていますが、セミナーでは、ビジネスパーソンに必要な仕事のアプローチについて、ロジカル・シンキングの思考法を中心に行おうと考えています。
スキルの可視化のステップ ~タスクのアサインも可視化する
ちょっと前に、タスクフォースの体制作りのアプローチについての記事↑を書きました。
そして、スキルの可視化はどうすればいいのか、と友達に聞かれたので、今回はメンバーのスキルの可視化について私がよくやっている方法を紹介します。
『定量的評価 vs 定性的評価』と『主観的評価 vs 客観的評価』
スキルの見える化は一般的には難しいと思われています。それは数字で測りにくいため定量化できない、と思われているからだと思います。
まずここで、『定量的評価 vs 定性的評価』と『主観的評価 vs 客観的評価』について整理したいと思います。
定量的評価はスキルを数字で表すことで、定性的評価はコメントなどでスキルを評価することです。
主観的評価は、誰々のスキルは高い・低いというのを個人の主観で決めることで、客観的評価とは、TOEICなどのようにテストの結果機械的に評価されるものです。
主観的評価は定量的に評価できない、と思われがちですが、それは間違いで、主観的に定量的評価は可能です。
主観で、チームメンバーのスキルを5段階評価し、それを定量評価とするのです。一方、TOEICの点数などは客観的な定量評価となります。
主観的な定量評価は、属人的な数字にはなりますが、定量的に表すことが可能なのです。
こういったことを前提にスキルの見える化のステップを紹介します。
評価するスキルエリアを定義して点数をつける
まず、評価対象のメンバーをExcelでリスト化します。 つぎに評価するスキルエリアを決めて、それを縦軸とします。
今回は例として、
- 業務スキル
- プログラミングスキル
- リーダーシップ
- 英語
とします。
そしてメンバーごとにそれらのスキルを採点し、その点数を記入します。
ここでは5段階評価として、そうすると一覧形式でスキルがこのような↓感じで可視化されます。
これが最も簡単なスキルの可視化です。
スキルエリア毎に見てもいいですし、合計点で見てもいいです。
ただ、それだけでは面白みもないので、2つのスキルエリアをピックアップして、4象限で評価する方法を紹介します。
4象限のマトリクスにマッピングしてセグメント分けする
今回はシステム開発のチームメンバーを評価することとして、プログラミングスキルと業務スキルの2つに絞ります。
そして、それを散布図で表すとこのようになります。↓
どうでしょうか?
チームメンバーのスキルの分布がパッと見えるようになったと思います。 右上にいるメンバーほど総合スキルが高く、左下は低いことを意味しています。
さて、次はこれを元に仕事、タスクをアサインするアプローチを説明します。
まず、この散布図を次のようにセグメント化します。
同じようにアサインをしようとしている仕事も定量化し、セグメント化します。 セグメント化することで、チームのメンバーをスキルに応じて4つに分類されます。
タスクも評価する
次は、チームが取り組む仕事、タスクの方も同様に定量化します。4象限のマトリクスにするために、ここでは開発機能の業務難易度とプログラム規模とします。これらもスキルと同様のアプローチで定量化し、散布図で表現します。
このようにすると、スキルもタスクもセグメント化されます。
そして、スキルとタスクで同じセグメントにあるものの中でアサインを検討すればいいのです。
ここまではデジタルに評価ができるので、あとは最後にメンタル面や相性、抱えている他の仕事などを加味して最終決定をします。
最初から勘や経験だけに頼った定性的なアサインよりも論理性と確実性があり、説得力もあると思います。 むしろ、裁量の範囲が限定的になるので、検討する上でもより簡単に、よりスピーディーになります。
スキルもタスクも評価軸はいくつかあると思います。 それらをすべて考慮しても それほどの意味はないので、重要視する2つの軸に絞ったほうがいいでしょう。
どんな職場でもどんな仕事でもお試しできると思いますので、一度、このアプローチをトライしてみて下さい。
書籍・セミナーの紹介
5/20に書籍を出版しました。仕事の速くなる術について書いています。 よろしければご覧ください。
- 作者: 木部智之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/05/19
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セミナーも開催します。書籍に書いていることだけでなく、仕事に必要なコアなものを準備中です。
ビジネスブックマラソンで本を紹介いただきました
良い書評をいただきました
ビジネスブックマラソンというところで書評をいただきました。 良好な評価でした、ありがとうございます。
さて、書評を読ませていただいて、このページで私の目にとまったのは、この方も昔、 ケリー・グリーソンの『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』を読んでらっしゃったこと。それに対するコメントに共感しました。
この本を読んでいない方、特に若手の方は読むことをおすすめします。歴史的名著というほどは古くはありませんが、かなり有名な本です。すぐに読み切れる簡易版もあってそちらでも十分だと思います。
もちろん、私の本もおすすめです♪
- 作者: ケリー・グリーソン,楡井浩一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2003/04/02
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その他のおすすめ書籍はこちらのカテゴリからどうぞ。
東洋経済のビジネス書ランキングで14位
また、東洋経済オンラインのビジネス書ランキングで、14位と なってました。発売後の1週間目としては上々な感じでしょうか。
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筆記用具で重視しているポイント
3年位使っていたペンケース(右)にくたびれ感が出てきたので、新しいペンケース(左)を買いました。
この機会に私の文具のポイントを紹介します。 こだわりっていうほどのものではないので、「ポイント」としておきます。
ポイントは2つ。
『スリム』と『おしゃれ』です。
そんな私のペンケースの中身はこちらです。
入っているものは、
- 定規
- 消しゴム
- 蛍光ペン
- LAMYの万年筆
- LAMYの4色ボールペン
です。
定規
定規の大きさはどれでもたいして変わりませんが、これはデザイン重視です。
たしかイタリア製だった気がして、真ん中の茶色い部分は革です。
とはいえ、定規を使うことは年に数回です。
消しゴム
スライド型の消しゴムで、かなりスリムです。今回、気付いたのですがペンケースの中に鉛筆/シャーペンなるものは入っていません。つまり、消しゴムが必要となる相方がないのです。そして、数年、この消しゴムは使ってません。
でも、ずっとペンケースに入っています。惰性以外のなにものでもありません。
【SEED】シード SLENDY+ スレンディプラス 薄型ホルダータイプの消しゴムブルー
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蛍光ペン
ステッドラーの蛍光ペンです。私が使っているのは一色だけです。
この蛍光ペンにしている理由は、オシャレさとスリムさです。普通の蛍光ペンはなぜか太いですが、この蛍光ペンは細いです。
【STAEDTLER】ステッドラー トリプラス テキストサーファー・蛍光ペン Ref.362ピンク
- 出版社/メーカー: STAEDTLER
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万年筆
今の私のメインのペンです。LAMY アルスターの万年筆です。
スリムではないですが、コスパ抜群の万年筆です。巷の評価も高いです。
LAMY ラミー アルスター オールブラック 万年筆(F) スチールペン先 L71-F 〔正規輸入品〕
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4色ボールペン
LAMY 2000という超有名なペンです。
3色以上のペンだとスリムな方で、デザインもかなりいいです。
私としては4色は不要で、3色でいいのですが、デザイン等を気に入ってこれにしています。
LAMY ラミー 4色 ボールペン 2000 L401 正規輸入品
- 出版社/メーカー: LAMY
- 発売日: 2013/01/06
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高いか高くないか
というわけで、機能的な面に加えてデザインもポイントにしています。
そして、こういったものを買うときは、『ちょっとだけ』値がはります。でも、ほんのちょっとだけです。 消しゴムや蛍光ペンは数十円~数百円高いだけです。ペンはもう少し高いです。
ですが、安い居酒屋で1回か2回飲むのをやめればお釣りがくるくらいの額です。
それを高いと思うか高くないと思うかは人それぞれです。
ちょっとこだわった文具を持っているだけでも少しは気分が変わるので、私のおすすめは1~2回の飲み会を我慢して文具に投資する、です。
書籍・セミナーの紹介
5/20に書籍を出版しました。仕事の速くなる術について書いています。 よろしければご覧ください。
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セミナーも開催します。書籍に書いていることだけでなく、仕事に必要なコアなものを選定中です。
書評ブログで紹介いただきました ~マインドマップ的読書感想文
『マインドマップ的読書感想文』という書評ブログに私の本の書評記事が出てました。
ビジネスの達人がこっそり教えてくれる『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』:マインドマップ的読書感想文
総評として、次のような感想が書かれていまして、うれしい限りです。
◆久しぶりに、本書のような「有益なTIPSが満載」の本を読みました。
とにかく大小さまざまな「ワザ」がわんさか!
冒頭の内容紹介に「仕事のスゴ技75」とありますが、これはおそらく本書内の小見出しの数のことでしょう。
そうだとすると、上記ポイントの3番目のように複数のTIPSでも1つとカウントされているため、ネタの数から言ったら、100近くあるのではないでしょうか?
Excelのショートカットや、チームのスピードについて気に入っていただいたコンテンツがあったようでよかったです。
ここには書かれていませんでしたが、私 個人的には『第5章の思考のスピード』はぜひ読んで実践していただきたいコンテンツです。この本に書いていることができるだけでも、周りから頭ひとつふたつは抜けると思います。
本屋で見かけたらぜひお手にとって見てみて下さい。
- 作者: 木部智之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2016/05/20
- メディア: Kindle版
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セミナーの紹介
セミナーも開催します。書籍に書いていることだけでなく、仕事に必要なコアなものを選定中です。
タスクフォースの体制作りのアプローチ
仕事をする中で、チームや組織内で大きな課題が発生し、その課題を解決するためのチームを組閣し、課題解決を図ることがあります。
タスクフォースと呼ばれることも多いです。
タスクフォースとは、ASCII.jpデジタル用語辞典では次のように定義されています。
緊急性の高い、特定の課題に取り組むために設置される特別チームのこと。もともとは軍事用語で「機動部隊」を意味する。通常は組織内の各部署から適任者を抜擢し、短期集中的に課題解決にあたる。
さて、私がまさに今、タスクフォースを立ち上げているところです。私の配下の12チーム、300人からタスクフォースを切り出して組閣しています。
タスクフォースの立ち上げはいろいろとやることがありますが、今回はタスクフォースの体制づくりのアプローチについて書きます。
なぜならば、体制が最も重要だからです。体制づくりに失敗をするとタスクフォースは失敗してしまいます。
タスクフォースが解決する課題、ミッションを明確にする
まず、何をするチームなのかを定めましょう。ゴールが決まらないと体制づくりに入れません。
ただし、初期段階から細かいレベルでミッションが決まることはありません。そんなに簡単な課題であればタスクフォースを組閣する必要はありません。
大きなレベルのミッションを決めて関係者と共有します。
タスクフォースは、スピードが命でもあるので、大きなミッションを定めたらタスクをすぐに動かしはじめましょう。
ミッションをブレークダウンしてタスクフォースのタスクを洗い出す
走り始めたら、次はブレークダウンしたタスクを洗い出しましょう。タスクを洗い出すことで、タスクフォースに必要なスキルが見えてきます。
ここまでで1週間もかけてはいけません。課題の重さによりますが、せいぜい2〜3日です。目標は1日です。
タスクに必要なスキルがわかったら、体制をつくります。
リーダーを決める
兎にも角にもリーダー選びが重要です。チームの成果を左右するのはリーダーです。
リーダーは必ずしも、そのエリアの業務を知っている必要はありません。もちろん知っているに越したことはありませんが、そちらを優先してしまうと、適格なリーダー選びを失敗してしまいます。
リーダーの責任はチームとしての成果を上げること。リーダーシップとマネジメントを適切に使い分けて、タスクフォースをミッションに向けて進めていかなければいけません。
タスクフォースの体制が大きくなる場合は、チームを幾つかに分けてリーダーも複数人たてなければいけません。
リーダーに求められるスキルはこちらの記事をご覧ください。
コアメンバーを選ぶ
次に、タスクに必要なスキルを持ち合わせたメンバーを選定します。 課題解決のコアメンバーとなる人たちです。
課題が大きければ大きいほど一人ではカバーできなくなるので、複数メンバーでのカバレッジを考えなければいけません。 また、タスクフォースのコアメンバーとなり得る人は、本業でもコアであるため、本業への影響を考慮することになります。
兼務するか、本業を止めて専任させるか。判断が必要です。
そしてメンバーを決める
最後はメンバーです。 システム開発だと開発者だったりします。メンバーの選定は一番最後になります。なぜならば、タスクの明細がまだ決まってないからです。
やることが決まれば必要なスキルが決まってくるので、時間の経過と共にメンバー選定を行います。
必要なタイミングで必要なメンバーをアサインできるよう、予め関係各所と話をしておくことが望ましいです。
重要なポイントは、『スピード』と『柔軟性』
タスクフォースで重要なのは『スピード』と『柔軟性』です。課題を速く解決しないといけないので、速く決めて速く動く。
しかし、こういった類のタスクはフタを開けてみないとわからないものが転がっていたりして、当初に想像していたのと違う事態が発生することが頻繁にあります。
そんなときは、最新の状況に合わせて、柔軟に体制や方針を切り替えなければいけません。
その判断を渋ってしまうと、あっという間に数日をムダにしてしまうのです。
書籍・セミナーの紹介
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Google検索からのアクセス記事ランキング ベスト3
アクセス数と記事数も増えてきましたので、今日は、 Google検索からのアクセス数が多いページのBest3を紹介します。
第3位 問題・課題・ToDoをごっちゃに理解してませんか?
問題・課題・ToDoってごっちゃになってたりしませんか?私も、むかしは「ごちゃ」ってなってました。
課題一覧で課題を整理しはじめるものの、いつのまにか課題とToDoが混ざり、名前も「課題一覧」から「課題・ToDo一覧」へ。。。
問題と課題とToDoは別のものなのです、という記事です。
第2位 わたしの手帳の使い方 ~ToDo管理法
年末から年始にかけて、この記事はずっとトップでした。手帳の時期が過ぎたので2位になってきたのだと思います。
私が手帳で管理しているのは、スケジュール管理とToDo管理です。
そのうち、ToDoの管理方法についてを書いた記事です。
第1位 ビジネスに必要な3つの眼 ~視点・視野・視座
「視点・視野・視座」という観点で書いた記事で、最近、これが1位になってきました。
プロジェクトメンバーからも、「視点・視野・視座」への評価は高いです。
これは、意識をするかしないかという側面が強いので、スキルというよりはクセだと思っています。意識をしない限りはクセにならないものです。
7/9に仕事術セミナーを開催します
本に書いてあることだけではない、仕事術のセミナーを開催します。
Excelで行の挿入を飛び飛びで一気に挿入するテク
ちょっとタイトルからだと、何の言ってるのかイメージしにくいと思います。
というか、うまく簡単に説明できる表現が見つかりませんでした。
今回は、Excelで行を挿入するときのテクニックを紹介します。
段階をおって説明します。
普通の行の挿入
普通の場合は、図のように挿入したい行を選択して、右クリック→挿入で行が挿入されます。
複数行を挿入したいときのテクニック
今回、紹介するのは1行目と2行目、2行目と3行目、3行目と4行目、・・・とそれぞれの間に行を挿入したいときのテクニックです。
上で説明したやり方をすると、何回もやらないといけません。それをまとめてやってしまうテクです。
普通に2行目から10行目までを選択して、行挿入をすると下の図のように1行目と2行目の間に行が挿入されてしまいます。
これを、Ctrlキーを押しながら行を一行ずつ選択します。そして、右クリック→挿入をすると下の図のようにそれぞれの行の間に行が挿入されます。
しょっちゅう使うテクではないですが、こんなことをやる羽目になったときは、かなり面倒くさい作業となってしまいます。
そんなときに、このテクを思い出して使ってみて下さい。
明日(5/20) 本が発売されます
Amazonでは今日からカートがオープンしていましたが、書店には明日から並ぶそうです。
書店で見かけたら、のぞき見でもしてみたください。
- 作者: 木部智之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/05/19
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